ICー705の電池パック側(背面)から給電するアダプタを制作 5Wまでの運用であれば、電池パックだけでよいが、容量がすくなく純正品は高価である。電池パックはリチュウムイオン電池の2S構成になっている。そこで、ラジコン用の2SタイプのLiPoバッテリが安価で高容量のものが流通しているのでこれを利用することにした。また、冬季の寒い季節は本体の背面につけたバッテリでは外気温の低下で電池容量が低下してしまう。電池パックを本体から離して保温できるようになるメリットも考えられる。
電池パックからの給電方法として、BP-273を改造した方法も以前に制作して使用している。この方法は比較的に簡単であったが、逆説保護がダイオードとヒューズによるものだたったので逆接の場合いにヒューズの交換が必要であった。また、コネクタがBP-273に付けることが難しかったのでケーブルよる外付けとなっていた
今回は逆接防止回路を内蔵して、LEDによる視覚とブザーによる聴覚の2通りの確認ができるようにした

逆説防止は手持ちのP-ch MOSFETで一番低ON抵抗のものを選択、フェアチャイルドのFDS4935Aとした。これはディアルタイプなので片側だけ使用。放熱は2A弱の電流なのであまり問題はなかった
ケースは3Dプリンタで制作 放熱のため穴を開けた。 IC-705本体と止める爪の部分はスプリングが必要になる。スプリングはノック式ボールペンのスプリングを中間で切断して2本にして使用した

電源のコネクタは本体と間違えるといけないので、XT-30とした ロック用のスプリングをカバーは保護回路用ケースとの隙間にはめ込むようにして外れないようにした

カバーを付けていない状態 この例では、コネクタの差し込み側もLEDで逆接続になっていないか目視確認できるようにしている

裏側の端子は以前の廃ノートPCで使用されていた銅板(粘着付)を再利用

背面にセットした状態 保護回路用ボックスのカバーはプラネジで止めて軽量化
Lipoバッテリは端子がケーブルでないハードタイプ このタイプは逆接続の可能性があるので、逆説保護が必須であるが、運搬やケーブルがついていないのでケーブル部分の劣化やショートの可能性が低い利点がある ロングタイプだと更に容量が大きい

冬季などの低温時は延長ケーブルを使用してバッテリは保温する
2025年12月5日 追記中