国土地理院地図用GeoJSON形式
国土地理院の地図は標準版や最近全国版が使えるようになったVector版、立体的に使えるGlobe版等があります。ここで提供しているデータは、SOTAサミットの日本山岳名リストを地理院地図で読み込んで活用できるGeoJSON形式のデータになります。単に地理院地図で確認するだけならば、SOTA MappingProject の機能でCustom Map > GSIJA を選択することにより表示できますが、地図上に情報を追加したりするGeoJSONを扱う機能は利用できません。
このデータを利用することにより、
■地理院地図でSOTAサミットが▲マークで地図上に表示されるようになる。▲マークの色はSOTAのポイント数に応じた色で、SOTA MappingProjectの色別に準拠している。
■地理院地図の作図機能を利用することにより、サミットに独自に付加情報を編集・追加等ができるようになり、地図上にSOTAの活動履歴などを残すことができるようになる
■地理院地図の標準版、Vectorh版では、SOTAで規定している標高差25以内のエリアが、色別標高図機能を利用することにより、容易に判別できるようになる。
■地理院地図のGeoJSONの読み込みに対応している地図で確認済(標準版、Vector版、Globe版)
■提供データはエリア(JA1~JA0)になっていますので、必要なエリアだけを読み込むことができます。読み込んでデータの追加・編集等を実行したときは、保存機能により保存して次回以降に読み込み活用できます。
■SOTAの個別のGeoJSON形式のデータが必要な場合は、別にSOTA-Summit search and Maps (GeoJSON )を提供していますのでそちらに利用をお願いします。
各地図の使用方法については国土地理院作成の説明書がありますのそちらを参考にしてください。
個人的には、見るだけならばVector版が表示が綺麗でお勧めです。地図上に各種情報を書き込んだり、登山用に利用・管理するならば標準版が使いやすいでしょう。
1.地図の紹介と概要
2.表示例
3.SOTA日本山名リストGeoJSONのデータ構成
4.GeoJSONデータの読み込み
国土地理院標準地図での表示例
右上の 「アイコンのラベルを表示」を有効「レ点」にするとSOTA-IDが表示されます。
ズームを15の場合での詳細情報表示
ファイルの構成(GeoJSONの構成)
SOTA 各リージョンの構成
プロパティに、読み、標高、市郡区および各自で記入できる項目として登山日とメモを追加しています
アイコンは国土地理院のアイコンを標高(ポイント)別に色分けされてたものを参照しています。
{ { "type": "Feature", "geometry": { "type": "Point", "coordinates": [ 139.9868, 35.1149 ] }, "properties": { "name": "JA/CB-001(愛宕山)", "読み":"Atagoyama", "標高":"408m 1pt ", "GL":"PM95xc ", "市郡区":"JCC#1234 ", "登山日":" ", "メモ":" ", "_markerType": "Icon", "_iconUrl": "https://maps.gsi.go.jp/portal/sys/v4/symbols/826.png", "_iconSize": [ 24, 24 ], "_iconAnchor": [ 12, 12 ] } },
地図への読み込み
添付しているgeojson.zip ダウンロードして解凍すると、エリア別のja?_Vxx.gpx が出来ます。
このja?_Vxx.geojsonを各地図の読み込み機能かファイルををドラック&ドロップしても読み込みができます。
国土地理院標準地図でのファイル指定読み込み例。他のVectorやGlobe地図もほぼ同様の処理になります。
1.国土地理院地図を開きます。続いて、画面右上の「ツール」をクリック。
2.右サイドバーに「ツール」のサブメニューが表示されます。次に、「作図・ファイル」をクリック。
3.「作図・ファイル」のメニューから「ファイル」のアイコンをクリックします。
4.ここで、読みむファイルを選択するために「参照」をクリック。
5.この例では、ダウンロードして展開したGeoJSONのディレクトリを表示すると、下記のようなファイル一覧が表示されるので、[ja1_v02.geojson]を選択します。 他のエリアのファイルでもかまいません。
*公開バージョンがv02の例です
6.ファイル選択のメニューに選択したファイル「ja1_v02.geojson]が表示されているのを確認して、「読込を開始」をクリックします。
7.正常に読み込まれるとSOTA対象の位置に▲の表示がされ、「作図・ファイル」サブメニューには表示されているファイル名が表示され、「447」の項目が読み込まれていることがわかります。 レ点の表示をクリックすると表示を消すことができます。また、「編集」をクリックすると、447項目の内容を修正することができます。
この例ではJA1エリアを読み込みました。続いて、JA2エリアなども読み込むことができます。全エリアを読み込んで、一つのファイルとして扱うためには、「FD]アイコンをクリックして新たな名前を付けたGeoJSONファイルとして保存することができます。
マウス等でズームアップすると下記のように表示されます。目的とする箇所をさらにズームアップして詳細にみることができます。
- 2024/03/02 2024年3月1日版のSOTA日本山岳名リスト 各AP用のデータを修正
- 2023/12/28 浜松市区制変更を反映
- 2023/08/09 SOTA日本山岳名 2023年修正(ARM 1.8)を反映
- 2021/12/07 SOTA日本山岳名 11月1日版(予定)の修正を反映
- 2020/09/02 2020年9月1日版の修正を反映
- 2020/5/01 JA5(TS-037~047)の緯度の誤りを修正
- 2020/4/19 SOTA日本山名リストGeoJSON形式 住所見直し結果(JCC/JCG)を反映
- 2020/4/8 GL(グリットロケータ)項目(6桁)を追加
- 2020/03/30 郡コードに町村アルファベットを追加
- 2020/03/26 項目の不要データを削除
- 2020/03/24 項目に各自で追記できる「登山日」と「メモ」を追加
- 2020/03/21 項目名の分類を複数にしてJSONスタイルに変更
- 2020/03/19 公開
このデータについての問い合わせはSOTA日本支部には問い合わせしないようお願いします。
著作権については、すべてのデータ(山名、緯度経度、SOTA識別名等)の権利は,SOTA日本支部に帰属します。今回提供している山名データは、SOTA日本支部が所有するデータを国土地理院地図用で読み込み活用できる形式に変更したものになります。
また、実際の使用にあたってはSOTAのHP等で再確認をお願いします。 GeoJSON_Search Test