今山は遊歩道の途中から道のない木々の斜面を登っていくルートになっているようだ。遊歩道は田子魚港から案良里魚港まで通じている。山頂までの距離を考えると、田子側から林道を走って途中の駐車スペースまでいってから歩いたほうが楽そうだ。しかし、林道はかなり道が狭いようだ。
136号線の新安良里トンネルを抜けて、田子漁港への交差点を曲がり漁港に道なりに下っていき最初の交差点を曲がると今山に向かう遊歩道の入り口の交差点に到着。遊歩道の入り口は学校跡と診療所が左側にある。この診療所の駐車場は大きく利用できそうだが、とりあえず遊歩道に通じる狭い車道をいってみることにした。途中までは民家があるが、狭い道で海側が切れ落ちているので慎重に運転していく。途中で狭いトンネルを抜けた先で駐車して出かけようとしている人がいたので、先に駐車スペースがあるか聞いてみたら少し先にあるようなことを言っていたので先にむかっていってがなさそうなので引き返して、先ほどの人が駐車している隣が空いていたので駐車することにした。先ほどの人はこの少し先に、海側に下る道が見えていたので、釣りにきた人のようだ。下山時にはバイクも停まっていたので釣りにはよいポイントがあるのだろうが、海岸までは結構な急斜面。今山への登山道よりきつそうです。
準備していると、遊歩道方面からウォーキングスタイルで歩いてくる人がいて「この先の遊歩道は崩れて安良里へは行けない」と親切に教えてくれた。今山に登る分岐点までは大丈夫とのことなので出発する。この車道は最後まで舗装されていて、最後はアロエの出荷作業場所になっていた。林道終点は折り返しはできるが、駐車スペースの確保は難しい。この車道は非常に狭くカーブも多く対抗車があるとすれ違いが困難、バックも難しそうです。
遊歩道の入り口は地元の方が話されたとおり、通行止めとなっていたが脇から遊歩道に入って階段状の道を登っていく。今山の分岐点までは特に崩れているところもなく見晴らしのよい東屋を通過してしばらく登るとベンチのある今山への分岐点に到着。ベンチの手前に今山の方向を示す道標が落ちて、あらぬ方向を示している。このあたりの登りやすい付近から取り付き山頂を目指して林の斜面を登っていく。倒木や枯れ木が大部落ちて歩きにくいが藪でないので道がない登山道としてはよいほうだ。途中には石垣が何カ所があるので昔は何かあったのだろう。さほど時間もかからずに山頂に到着。
山頂には三角点があるが、山名を示すものは見つからなかった。木々に囲まれた山頂ではあるが、木々のあいだから白く積もった富士山が見えている。
登山日:2019年11月29日(金)
無線はRH-770を2m程上げて2mFMをワッチするが違法局が数局入感するだけ、ちょうど12時になったのでHBH局と交信できるかもしれないと思いCQを出すと2回目でタイミングよくHBH局と交信することができた。非常にラッキーであった。その後は2mFMは入感がないので14-21のEFHWに変更。14のFT8で4局交信して終了とした。やはり平日の西伊豆の低山ではU/Vは厳しいが、HFは木々の間から海が見えているのでコンデションにもよるだろうが、それなりに入感があった。