東北遠征に備えて、近県の小町山から小野越峠の周回ルートでトレーニングとコロナワクチン接種後の体調を確認することにした。標高が低いので大部暑くなるようだが、汗をかくのもトレーニングの一つだ。
小町の館の駐車場はまだ早いのでだいぶ空いている。準備をして、いつものように小町山を尾根コースで登っていく。樹林帯で見晴らしはないが暑さ対策にはちょうどよい。
土曜日であったがこの季節では誰にも会わずに山頂に到着。木々が茂って見晴らしはない。休憩しているグループが一組。この時期は登る人もすくない。すこし休憩して次の小野越峠(朝日峠)に向かう。
小町山からまずは150mほど下ることになる。植林帯の登山道を下っていくと、小野越峠への中間点付近で反対方向から登ってくる夫婦と遭遇。朝日峠から25分かかったと話されていた。
朝日峠の駐車場に一旦出て駐車場を横切り、駐車場脇のトイレ休憩をしてから小野越峠にむかう。小野越峠の東屋では2名の人が休憩していた。すこし風があるので意外に涼しかったが、三角点の少し先の木陰で休憩と無線運用を行うことにした。
無線は、東北遠征で久しぶりに使うかもしれないハンディ機のテストを兼ねて144/430のFMを運用してみることにした。最初に、144のFMでCQを出すと2年ぶりに以前よく応答していただいた局からコールがあった。ここ2年ほどの平日の運用は、FT8がほとんどだったので久しぶりのQSOであった。その後、430FMに変えてCQを出して、市原市の局と交信。無線機、アンテナに問題がないことを確認したので2局だけで無線は終了とした。
この小野越峠の三角点のある少し先の斜面は、パラグライダー出発地点となっており15-6名の人たちが集まってきた。パラグライダーが気持ちよさそうに飛んでいく脇を、小町の館を目指して眺めのよい斜面を下っていく。
小野越峠からは下りだけで樹林帯を順調に進む。途中にある東屋では、ボランティアの方が付近を掃除していた。このコースではよくボランティアの方と遭遇する。里山のコースをよく整備されていることに感謝です。隣の宝篋山と同様にこのルートもボランテイア活動が盛んです。
今日は思ったほど暑くはなく、順調に歩くことができた。これで、東北遠征での岩手山も天気に恵まれれば登れそうだ。