秋田駒ヶ岳(男女岳) <1637m> (JA/AT-001) 秋田県仙北市

秋田駒ヶ岳(男女岳) <1637m> (JA/AT-001) 秋田県仙北市

登山日:2022年7月25日(月)

旅館の手前に登山者用駐車場がある。駐車場は2段になっている。奥の高い部分はあまり整備されてなく、ぬかるんでいるので駐車しない方が良さそうです。

駐車場右側にトイレがある。水洗ですが、夜間照明はありません。日曜の夜は車中泊2台でした。ここから車道を200m程登って旅館の脇から登山道に入っていく。

両館脇の登り口。

長横根までは比較的に緩やかな登りですが、登山道には水溜りなどがあり歩きにくい箇所がある。

40分ほどで横尾根に到着。この先から小雨模様で視界が悪くなってきた。

登山道脇には花が多くなってきた。相変わらず霧雨状態。

谷に向かう分岐点の手前まで到達。ガスで視界が悪い。

この谷のルートは晴れていればもっと素晴らしいだろう。

チングルマは咲き終わっている。

男岳に向かう尾根に登っていく。この辺りは急登で登りにくい箇所。

尾根に出る直前の斜面にはニッコウキスゲがガスに霞んでいる。

ガスが深く見晴らしもないので、男岳は登らないことにした。阿弥陀池に下る斜面にもニッコウキスゲが咲いていた。

一瞬、ガスが切れて山頂方面が見えてきた。

振り返ると、阿弥陀池小屋が見えた。

この先は、山頂まで階段状の登山道がつづく。

山頂はガスで視界が悪く、風も強く吹いている。

山頂の斜面には石楠花が咲いていた

 風もあり、濃霧なので山頂の岩陰になるところで休憩と無線を運用することにした。霧で濡れてしまうので、機器はレインジャケットで覆っていたが、アンテナ部分は風で霧があたり水滴が垂れている。
40m/FT8を運用することにして、アナライザでマッチング状況を確認してモニタするがあまり入感がない。SPOTしてCQをだすと直ぐに応答があったが、途中で途絶えてしまった。IC-705のSWR目盛りを確認すると無限大になっている。アンテナのマッチングボックス(コイル切り替え部分)を見ると、ボックス内は水滴でかなり濡れている。蓋の隙間から水滴が大量に入っていた。マッチングボックスをビニール等の袋で覆っていなかったので水没状態になっていた。別に、コイル可変のMicrovertアンテナも持ってきているが、水滴がついてしまうと同調が取れないので40mは諦めることにした。
 2m/FT8を運用するためにアンテナをRH-770に変更し、ケーブルもRG58に変更。SPOTしてCQを出すと7エリアから2局応答があり、続いて8エリアからもコールがあったが最後までは交信できなかった。9時前までには2局しか交信できなかったので、9時以降にFMにでることにした。平日であるが標高があるので地元局と交信できるだろうと期待してCQをだすと、すぐに応答があり連続して5局交信して終了とした。
山頂に1時間30分以上いたが、ガスが晴れることはなく風もあるのでじっとしていると寒い。無線設備を撤収し下山を開始しても、登ってくるときに見えていた阿弥陀池も見えない。阿弥陀池まで下山して避難小屋の脇を通過して横岳に向けて登っていく。登っていくと少しガスが薄くなってきて、斜面にある雪渓がみえた。

斜面に残る雪渓。

横岳まで登り返すと、ガスが切れて空が明るくなってきた。ここにはベンチもあるので天気が回復するまで休憩とした。ここは、8合目から登ってくる多くの人が通過していった。

大焼砂に続く登山道がよく見えるようになってきた。これからは天気が回復していくようだ。

登山道や脇の斜面にはコマクサの群生地がある。コマクサは最盛期を過ぎているようだ。

大焼砂までくると、天気も回復して眺望がよくなってきた。斜面のコマクサ群落の先に女岳、男岳等が一望できる。朝に歩いた通称ムーミン谷と呼ばれる高山植物帯もよく見える。

横長根に向けて下って、最後に横岳、男岳を見る。あとは横長根をどんどん下って、国見温泉側に下りていき硫黄の臭いがしてくると登山口は近い。
駐車場に戻ると、出発時は3台であった駐車場は15台に増えていた。やはり秋田駒ヶ岳は人気がある山だ。

 

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