半蔵山に向かう林道の入り口は南北にある。今回は本山から向かうのでナビでは北側からを指示している。ナビに従って国道119号線を走るが国道からの入り口がわかりにくく、通りすぎてしまった。国道からの入り口は車1台がやっとの狭い道であるので見逃しやすい。ここから狭い道をまがり日光宇都宮道路の橋を渡り林道に入っていく。林道は舗装されてさほどの勾配もなく走りやすいほうである。林道を高度を上げて走っていくといくつかのカーブミラーを数え、15番目と表示されているカーブミラーのあたりに登山口があるとの情報をもとに確認しながら走っていくと、登山道入口らしき場所の先にカーブミラーがあった。番号は15番と書かれたテープが張られていた。この少し先に材木の切り出しを保管している場所に大きな駐車スペースがあったのでここに駐車することにした。
この山は、男抱山から縦走することの多い山で半蔵山だけを登ることはあまりないようだ。今回はSOTA対象の山ということで半蔵山だけとして林道から登ることにした。林道には男抱山からのルートと半蔵山に登るルートが少し離れてある。男抱山方面には木に標識があるが、半蔵山の登山口には特に標識等はなくピンクテープがあった。登山道は一部うすいヤブになっているところがあるがおおむね歩きやすい登山道になっていた。入口から少し登った南側斜面は木の伐採作業中のようで明るくなっていた。緩やかな登山道を10分ほど登ると山頂に到着。当然だれもいない眺望のない林の中の山頂であった。
登山日:2018年11月23日
標高は500mを越えているが樹林帯で周りに同程度の山があるので無線はあまり期待できない。今日は東京UHFコンテスが開催されているので、430FMを運用することにして久しぶりに7エレのHヘンテナを設置。バンド内をワッチするとコンテスト局のCQが聞こえているので応答するが2W程度の出力ではなかなか応答がなく苦戦する。それでも比較的強く入っている局に応答して何とか4局交信できた時点で撤収とした。林の中では陽もあたらず寒さがこたえる季節になった。