登山口の馬返しの駐車場には前日の夜に到着。明け方から雨模様、周りに駐車している車は10台程。小雨なので、あきらめて帰ったいった車が数台。隣の車の人は準備中、どうするか迷ったが雨が上がることを期待して出発してみることにした。
駐車場の登山口から少し歩くと、休憩所と立派なトイレがある。湧き水が噴出してる、おいしそうな水だ。この先からが本格的な登山道になる。霧雨程度で雨の心配はなさそうな状況であった。0.5号目までは意外に距離がある。2.5合目あたりまでが大変と途中であった地元の人が話していた。あとは惰性で登れるとのこと。途中、お天気がよくないので新道で登ることにした。すこしずつ勾配がきつくなり、徐々に雨が降ってきたので雨具を着る。4合目を過ぎて4.5合目付近に来た時に下山してくる登山者がいたので上の状況を聞いてみると、山頂付近は強風で飛ばされそうとのこと。雨と強風では樹林帯を抜けるととても登れる状況ではないのでここで下山することにした。近くにいた人は1名がとりあえず8合目までいってみると上がっていったが、他の2名は私たちと同様にここで引き返していった。
下山時も雨が降り続き、下山口に近づくころには上がってきたが山全体が雲の覆われているので登ったとしてもあまりよい状況ではないだろう。登山口のある休憩所でこれから登ろうとしていた3名は登ることなく駐車場に戻っていった。この山は独立峰なので上部は強風の時が多いようだ。今年は梅雨明けが遅く北東北はお天気が悪い日が多いようだ。翌日は八幡平にいったが、岩手山はやはり厚い雲に覆われていた。
下山後は時間があったので、別の登山口である焼走りにいってみた。登山口のある駐車場は登山者専用の駐車場が指定されていたが、1台も駐車していない。この登山口の近くの「焼走り溶岩流」をハイキング、一面が溶岩流は一見の価値がある。ところどころに松の木があるが一面が溶岩流は殺伐としている。見上げると岩手山はまだまだ厚い雲に覆われていた。
登山日:2019年7月30日(火)