ハナント山 <672m> (JA/TG-061) 栃木県鹿沼市

ハナント山 <672m> (JA/TG-061) 栃木県鹿沼市

 新緑の季節になってきたので栃木県の低山歩きは4月で終了することにして、最後にハナント山(入粟野三角点)に登ることにした。この山は途中まで林道(羽遠林道)が通っているので林道を利用すると簡単に登ることができるが、林道は通行止めになっているようだ。ネット上での情報によると、林道をショートカットして林道入口から一部作業道を利用していくこともできるようだ。今回は、登りは林道入口から作業道等を利用して林道をショートカットして登ることにして出発。
 入粟野の集落に入り林道に向かう橋が見えてきた。「はとり橋」を渡り、わりとわかりやすく林道入口に到着。林道入り口には通行止めの看板があり、右側に建物と空き地があった。空き地に駐車して、林道入口から作業道に入っていった。作業道はいくつかの分岐がありわかりにくい。途中から斜面を登ると別の作業道があり、複雑に入り組んでいた。GPSで確認しながら登っていったが、途中で尾根にのるタイミングを失い斜面を登っていくと林道のガードレールが見えてきた。斜面を尾根側に登ると薄いふみ跡があり、林道にでることができた。シートカットしたつもりだったが、時間をベースにすればあまり短縮できなかった。
 林道は舗装されているので、ここから先は淡々と林道を歩いていくだけ。折り返しながら登っていくと、徐々に視界が開けて見晴らしがよくなってきた。これから登る尾根の半分が伐採されているのが見えてきた。林道を進んでいくと、尾根に取りつく少し前で崖が崩れて道路に岩が流れて埋まっている。まだ岩の部分が乾いていないので最近崩れたようだ。バイクなら走行できるが、車は岩を除かないと通行できない状況で、今後もこの場所は崩れてきそうな斜面でした。
 崩れた岩の脇を通過して少し登ると、登り口の尾根先端に到着。ここから尾根に平行した作業道があるが小石で歩きにくいので、すぐに伐採された尾根を歩く。伐採された明るく開けて尾根を少しあるくと、植林された杉林の中に続く登山道にはいる。杉林の中の登山道は、道の部分が深くなって杉の小枝や落ち葉が積もって歩きにくい。杉林の中は適当に歩きやすい部分を歩いていく。ところどころ歩きやすい部分もある。途中で木にマークされた赤ペンキの上に「ヤマR」と書かれたものがあったヤマランのことかな。
 山頂に続く登山道は地図上の破線の部分から南東に伸びている尾根を辿るコースとした。この分岐点からは勾配がかなりきつくなってきた。最初は木の根があるので登りやすいが、後半は落ち葉が積もり滑りやすい。急斜面を登ると平坦になり、登山道の傍らにはヤシオが咲いていた。1本だけでしたが、すごく目立ちすこしの癒しにはなった。平坦になった道をしばらく進むと三角点のある山頂に到着。山頂は木々に囲まれて眺望はなかった。周りの小枝には新芽がついて数日で新緑に被われるような山頂であった。

登山日:2021年4月10日(土)

 無線は2mのFT8を運用することにした。この山は山頂付近は眺望がなく木々に囲まれているとの情報があったので、アンテナはいつもの2/3ヘンテナをやめてJ型とした。J型を4m程上げてAPRSを発信。FT8をモニタするも、画面には何も見えていない。CQを出していると、数分後に応答があり2局交信後に途絶えたが、さらにCQを出しているとVVH、VRY局から応答があった。ここで、低くすればなんとか6mのアンテナを上げれそうなので、6mの短縮V型DPに変更。6mのFT8をモニタすると複数の局が見えている。空きポイントでCQを出すと直ぐに呼ばれて5局ほど(盗難により未確定)交信できたので無線は終了とした。
 下山は林道までは来た道を戻る。下りは滑りやすいので山頂からの尾根道を慎重にくだる。林道に出てからは、林道をそのまま林道の出発点まで歩くことにした。登りに使った林道をショートカットして林道入り口に戻るコースは作業道が複雑で途中、藪に近いところもあったのでやめることにした。

 

交信実績
 2m/FT8 4局
 6m/FT8 5局

 *** 登山終了後、無線機やログ(Wjstx.log)が入っているタブレット、GPS等が盗難にあってしまったので、ログデータがありません。交信された方がおられましたらメールで交信状況(ログ)の連絡をお願いします。eQSLにはこの期間の開設はしましたのでIn-BOXに入っている3名の方には仮レポートで送ります。****

 

 

 

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