大白森山 <1642m> (JA/FS-013) 福島県西白河郡西郷村/岩瀬郡天栄村

大白森山 <1642m> (JA/FS-013) 福島県西白河郡西郷村/岩瀬郡天栄村

登山日:2022年10月8日(土)

 10月の3連休は最初の土曜日は天気予報はよさそうなので福島県の大白森山に出かける。当初は1泊の予定であったが、翌日の後半はあまり予報がよくないので日帰りに変更した。3連休の初日なので高速道路も混んでおり登山口についたのも予定より遅れた。麓は曇りであったが、登山口のある甲子温泉の登山者用駐車場に着くころには小雨になっていた。予報を信じて出発すると、旅館を通過して登山道に入るころには霧雨程度になってきた。その後は、霧雨は止んで曇り空になったが、強風で枝から雫が降ってくる。

甲子温泉の旅館(大黒屋)入口にある登(下)山ポストと案内板(下山時撮影)

旅館奥の建物の間を通過して登山道へ向かう。この先は下り坂で栗がいっぱい落ちていた。しかし、ここが甲子トンネルが開通する前は国道289号線とは驚き。大部前の写真を見ると、ここを通過して下った先の登山口に国道の標識があったようだ。

神社を通過して、四十八曲がりを登る。

猿ケ鼻に到着。ここで下山してくる夫婦と遭遇。

猿ケ鼻から甲子山分岐までは歩きやすい道が続く。紅葉も始まっている。

甲子山と甲子峠の分岐点。今回は、甲子峠側に向かう。

 

甲子峠手前の天狗平の登りまでは比較的に歩きやすい紅葉の始まった登山道。登山道は、10月初めに笹を刈るなど整備されたようです。

甲子峠に到着。峠に下りる手前の天狗平の次のピークのガレ場の頂は強風で飛ばされそうな状況であった。

甲子峠の下郷からの甲子林道。ここまでは舗装されている。車でも来れそうだが道は狭く、木や夏草が大部張り出している。

大森白山までは峠から800mだが、後半は急登のようだ。

甲子峠から大白森山への登山口。

峠から大白森山へは、最初は緩やかな歩きやすい登山道であるが。。。

後半の標高1500m付近からは岩場の急登が山頂近くまで続く。雨に濡れて滑りやすいので慎重に登る。

岩場を抜けて勾配は緩くなったら山頂は近い。

山頂に到着。強風とガスで何も見えず。立っていると寒いので笹を背にするように座って休憩。出発から3時間ほどかかってしまった。

 無線は、到着時間が遅くなってしまったことと、強風とガス、時々霧雨のためいつものFT8を運用するための装置一式をもってきていたが、簡単にVX3にRH-770を付けて行うことにした。東北ではあるが、標高が1600mを超えているので1,2局は何とか交信できるだろうと思い、まずは2mのFMに出てみる。バンド内をワッチしてみると2局ほど無線局が聞こえた。空きを確認してCQを出すと直ぐに喜多方市から応答があった。送信する時だけ立って、受信時は座って風をよけないと寒く、強風でメモもとりにくい。1局交信できたのでSOTA的には登って運用したことにはなるのでほっとする。交信後、待機局からコールがあり後も応答が続いて4局途切れることなく交信できた。下山する時間もかかるので、遅くとも13時までには下山を開始する必要からこの4局で無線は終了とした。
 軽く昼食を食べて直ぐに下山を開始。山頂直下の岩場は雨に濡れて滑りやすいので登りよりも慎重に下る。甲子峠まで下るとホットするが、まだ天狗平の登り返しがまっている。手前のピークは相変わらず強風であったが、登るときよりは弱まっていた。ピークから振り返っても大白森山方面はガスに被われている。同行のパートナーの調子がいまいちなのでローペースで下山。ひさびさに長い時間を歩いた。

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