登山日:2022年10月14日(金)
入口(中山風穴地特殊植物群落)から車道を進んでいくと、突き当りに駐車場と奥にトイレがあった。丁度、監視員の方が軽トラで作業に来ていたので声をかけられる。山の状況とパンフレットをいただく。雨の影響から北登山口ルートは滑りやすいとのアドバイスがあったので、南登山口ルートを往復することにした。
一体は、「中山風穴地特殊植物群落」の国指定天然記念物になっている。山頂に向かう途中に風穴があるようだ。
駐車場から来た道をすこし戻るように園内を下っていく。
直ぐに分岐点が現れたので左の散策ルートに入っていく。
最初は緩やかな散策コース、この先を山側に向かうと勾配が急になる
苔むした石の散策路となる。雨上がりで滑りやすい。ここを登りきると、風穴が2カ所あった。
コース内にある道標はなぜか「金塚山」となっており、「中山」はない。
風穴を通過して一旦下っていくと東屋のある場所にでて、そこからは林道をしばらく歩くことになった。
林道は途中、舗装されている箇所もある。
林道歩きが飽きてきたころにやっと登山口に到着。
ここの標識も「金塚山」となっている。標識の先は、長い一直線の階段。
結構な勾配の階段が続く
階段の先の中継所が見えてきた。
登ってきた階段を見下ろす。
中継所からは普通の登山道になった。あまり勾配のないあるきやすい登山。
山頂手前にあるピークには電波塔があった。山頂はこの先を下って登り返したところになる。
山頂からは眺望がよく、紅葉もしている。明日登る予定の小野岳もよく見えていた。
山頂の山名標識には「中山(金塚山)」となっていた。やっと中山が出てきた。
山頂についた時に、少し霧雨状態になっていたので無線設備が濡れないように木の下側に移動して、休憩と無線を行うことにした。しかし、この後は霧雨はなく徐々にお天気は回復してきた。
無線はいつものMicrovertアンテナを設置して、40m/FT8を運用する。SOTAのSPOTにアップしてCQをだすと順調にチェイサー各局と交信することができた。
■交信実績■
40m/FT8 12局
山名について
「中山」は地理院地図では「中山」と表記されているが、登山ルート上にある標識はすべて「金塚山」となっていた。下山後に、麓の湯野上温泉の旅館で日帰り入浴した時に、旅館の女将さんに山について尋ねたところ、「中山」は地元では昔から「金塚山」(かなつかやま)と呼んでいるそうです。したがって、ルート上にある標識が「金塚山」となっているとのこと。最近は登り口近くの神社のあたりまで熊がでるそうで、自分は最近は登っていないと話されていた。熊のえさとなる栗などがルート上には大量に落ちていた。どこの山でも熊には要注意だ。
登山ルート
今回は南登山口からの往復しました。通常は南登山口から登り、北登山口ルートに下りる周回ルートがお勧めのようです。南登山口ルートを利用する場合は、駐車場から舗装道路を戻り風穴を2カ所散策したあと、長い階段のある登山口までおよそ1.4kmの林道歩きになります。林道歩きはコース全体の5割弱で一部舗装で勾配はあまりありませんが単調な杉林の中を歩くことになる。林道は途中倒木があり北側からも通行止めになっていました。