登山日:2022年11月18日(金)
先週に続いて群馬の山に出かける。先週登った山の手前にある「高田山」と「吾嬬山」とした。初日は距離の短い高田山。沢渡温泉の手前から、反下川に沿って上反下集落に向けて北上。
上反下の集落にある4差路から「わらび峠」に向かう林道に右折して滑沢に沿って100mほど走ると、沢に赤い橋がかかり沢向こうに東屋とトイレが見えたので、スペースに駐車してトイレ休憩。橋のたもとの紅葉が見頃でした。登山口の「わらび峠」にもトイレがありましたが、藪の先になる。ここのトイレは 清掃されて綺麗なので、トイレの利用はここがお勧めです。ここから「わらび峠」まで林道を登っていきます。峠まではすべて舗装されていました。
「わらび峠」には登山口近くに駐車場がありましたが、奥はススキなどの草が生えて藪状態。このススキの生えている奥にトイレがあった。中央のススキの穂先の先にかすかに2基の簡易トイレが見える
藪にちかいススキを分けて進んでいくと、移動用のトイレが2基設置されていた。
駐車場奥の藪の中にあるトイレ。駐車場の道路向かいには鳥居があり奥に神社があったので正月等には参拝があるようだ。その時はススキ等も手入れされるのだろう。
駐車場の脇に登山口の標識がある。最初は笹があるがあとは落ち葉の登山道。
最初は緩やかな歩きやすい落ち葉のつもった登山道。
落ち葉の積もった登山道は徐々に勾配がきつくなって、滑りやすくなってきた。
中頃からはやせ尾根と急登が続き、落ち葉で滑りやすいので気の抜けない時間が続く。
落ち葉で滑りやすい急斜面を登る。
急斜面の登りが続く。滑りやすいので木の根をつかまりながら。
最後の登り。落ち葉に被われて相変わらずの急登。
なんとか、一等三角点のある山頂に到着。落葉しているが、山頂は木々に囲まれて眺望はいまいち。それでも360度、木の枝に先に山々が見えている。
今日はだれも登ってくる人はいなさそうなので、山頂の隅に8mポールを立てて先日作製したリッツ線を使用した20mバンド用のEFHWを展開することにした。40mバンドでは1/4ラムダでの使用になるのでHWではないが、事前の試験ではMicrovertよりは平均で5dBほどよかった。実践で使用するのは今回が初めて。
EFHW-TUNERで調整するとバンド幅は狭いがSWRはかなり低く設定できた。モニタすると平日でも多数の局が見えている。SOTAのSPOTにアップしてCQを出すと、順調にチェイサー各局と交信することができた。今日は風もなく、日差しがあるので11月中旬としては暖かい。リッツ線を利用したEFHWはワイヤー部分が細く、ナイロンロープで補強していても軽量で風もないのでポールもほとんどしなることはない。山頂に適当な木とスペースがあれば、木の枝を利用してアンテナを展開できれば、この軽量化EFHWを出番がありそう。8mのポールは仕舞寸法があるので藪山や低木の多い登山道では邪魔になりそう。今後は、Microvertと山頂により使い分けが良さそう。
■交信実績■
40m/FT8 18局
山頂で無線を行っているときに、1名の登山者がきただけで登山中はだれにも会わずに静かな山行であった。
下山は落ち葉で滑りやすいので慎重に下った。登り1時間、下り50分ほどでした。
高田山は「わらび峠」からは距離も高度差もあまりなく登りやすそうにみえましたが、落ち葉の多い季節は後半のやせ尾根および急登は登山道が落ち葉で隠れて滑りやすいので注意が必要です。落ち葉のない季節は登りやすいかもしれませんが、山頂からの眺望は期待できなさそうです。
*この地図のトラックはGarminGPSのデータを誤って消去してしまったので、参考にした人の軌跡です。このルートはほぼ一本道でした。