登山日:2023年3月12日(日)
今日も複数の山を登る予定なので早めに起きて登山口のある作前地区に向かう。まだうす暗い時間帯なのですれ違う車もなく順調に作前地区に到着。
早朝の作前集落を過ぎて、林道に入る(下山後撮影)。未舗装の林道はいきなりの登り坂
林道はほぼ中間点で分岐している。地理院の基準点成果等情報のルート情報に従い林道を途中から枝別れしている林道に右折。しばらく走ると登山口のある林道の終点まで到着。時間が早くまだ薄暗い。道のない山を登るのはさすがに明るくなってからではないとルートが見えにくので、しばらく車で待機。明るくなって正面をみると、この林道終点が尾根の起点になっているようで、正面に立ちはだかっているように見える。植林地帯でさほど急勾配ないので登るのは可能だ。
基準点成果等情報(平成21年の調査)によると正面の尾根に登るのではなく、左側の谷にそって登るように記載されていたので谷側を進んでみることにした。
薄い藪に入り谷筋を進むと、すぐに丸太数本で造られた橋があった。この辺りは湿地帯になていた。橋を渡り少し薄い藪を進むと、左手の沢の向こうに廃作業道がみえてきた。尾根の谷筋をこのまま進むか、廃作業道を進むか迷う。地理院の基準点成果等情報では「小径(巾1.0m)途中より道なし」と記載されていたので、廃作業道を利用してみることにして、沢を渡り廃作業道に入る。
**尾根の谷筋を歩いてから尾根に向かうほうがよいかもしれません。
廃作業道は棘のある低木が生えて歩きにくい。勾配の少ない廃作業道を道なりに進んでいく。
廃作業道からみた沢を挟んだ反対側のルートが見えている。沢を挟んだルートのほうが歩きやすいように見えるが道はないので大差ないようだ。
廃作業道はここで大きく曲がっている。この辺りから斜面を尾根まで登ってみることにした。なお、廃作業道は東側の尾根まで通じていたかもしれないが、棘のある低木があり歩きにくいので進まないことにした。
北側の尾根の途中に到達後、境界線のある尾根までくると薄いふみ跡があり、歩きやすくなってきた。
山頂に続くルートはふみ跡のしっかりしたルートから外れて、笹の斜面を登るようになっていた。笹が終わると山頂付近が見えてきた。落葉しているので見通しがある。
山頂の中央付近にひっそりと飯豊・三角点があった。
三角点近くの枝が少ない場所のいつものMicrovertを設置。ここもスマホが通じたのでSPOTしてCQを出すとチェイサー各局と交信することができた。次の山の予定があるので、無線は途切れた時点で終了とし下山。
■交信実績■
40m/FT8 15局
下山は登ってきた道をそのまま戻ることにした。
下山後、駐車位置でこれからの予定を立てる。当初の予定では、この後も道のない三角点である大槻を予定していたが、昨日から同じような道もなく、眺望もない山ばかりだったので日影山に数年ぶりに登ることに変更。磐越道の下を通過して小野町を走り登山口に向かう。