登山日:2025年9月21日(日)
今年の8月は異常な暑さのため、登山は自粛。大部涼しくなってきたのでまずは近くの低山にでかける。いつもの小町山から小野越峠(朝日峠展望公園山頂)の5km強コース。小町の館にある駐車場は第一PKが半分程であった。準備して登山開始。7時40分にスタート
いつものコースで小町山に、登山道は木々に囲まれているのであまり暑くはない。山頂手前は男坂を登り、山頂で休憩して女坂を下って朝日峠方面に下る。休日なので結構登ってくる人とスライド。小町の館との分岐点から登り返すと駐車場のある朝日峠に到着。トイレによってから山頂へ登る。山頂には大きなカメラをセットしている人が1名。見晴らしの良い斜面に三脚を設置していた。
東屋の先にあるベンチ脇に本日のメインであるトレッキングポールをアンテナ設置のポールとして使用し、無線機のIC-705も台座に設置するスタイルの試験を行う。山頂は土なので持参の24cmのペグを3本打ち込み、トレッキングポールを設置。無線機もセット。3点支持のステイがしっかりしているので固定は問題ないようだ。続いて、アンテナをセットする。
まずは、電気柵の分割ポールを2本接続して90cm程プラスしてRH-770をセット。風もないので問題なし。比較のために、430のFMで運用。ワッチすると結構聞こえてくる。空きを探してメインより大部離れた上のあきCHを確認し、CQを出すと以前何回か交信している横須賀移動の局から応答があった。リポートを交換すると、52ー57であった。アンテナの比較試験をお願いするとOKとのことで、準備してあった以前作成していた7エレのHヘンテナに交換
高さはRH-770と同じで、ポールの先端だけ取り換えるようにするだけでアンテナの交換が素早くできる。給電部からの同軸ケーブルの引き回し用の棒(グラスファイバー)を忘れたのでポールにテープで止めたがSWRはあまり影響がなかった。
相手局の送信時にアンテナの方向を合わせると、リポートは59-59+(目盛り+2)になった。7エレもさすがに威力はありそうだ。午後から予定があるので試験はこの1局だけで撤収して下山とした
IC-705+電気柵ポール取り付け状況
取り付け台は3種類作製したが、今回は電気柵ポールを差し込める部分を一体化したものを持参。この程度のアンテナを載せるならポールの支持も問題ないようだ。ザックに保管する時にすこし嵩張るが、設置時間の短縮になる。
今回は従来の同軸ケーブルをそのまま使用したが、地面にIC-705を置く場合も考量すると3m程が適当のようだ。
このトレッキングポールを無線のアンテナポールとして使用するアダプタ(台座)は各種作製しハムフェアで頒布した。その中で使用レポートとして、想定外の台座にIC-705を載せて運用する例があった。さすがにIC-705を載せるためにはサイズが小さかったので見直し、IC-705に台座の形状を合わせて制作。アンテナはBNCーJJを台座に直接つける方式と電気柵(11mm)を使う方式を作製。また、電気柵を台座と接続する方式は一体化と4mmのネジで止める2方式とした。ネジで止める方式は梱包は小さくなるが、ネジ止めの時間がかかることと部品が1個増えることになる
今回は電気柵ポールを留める部分を一体化したものを試験してみた。結果は予想外に使用できるようだ。このような設置は、U/VのFMやSSBでは有効に使えそうだ。個人的には無線機本体は地面近くの置いた方が安心感があるような気がする
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