登山日:2025年10月12日(日)
「山と無線」板室フェスの2日目、宿の朝食が8時となっているので遅い登山開始となった。登山口に到着した時はすでに10時近い。昨日の雨とは違い、今日は曇りから晴れの予報。温度も低く登山には良い気候だ。

ヨシ沼駐車場(下山時撮影)
登山口近くのヨシ沼PKは観光客用で数台のみ利用可能であったが障碍者用PK以外は満車であったので、登山口近くの林道入り口付近は広くなっているので駐車とした。先行の車が1台停まっていた(この車の所有者とは下山時に遭遇)
林道入り口の脇には登山口を示す案内があったが、直ぐに林道と合流しそうなので林道からスタート
林道入り口(一般車通行止め) ここからしばらく林道を歩く
林道歩きは単調
やっと林道から登山口に向かう分岐点に到着
植林地帯を進む
途中藪ぽいところもある
ロープのある急登もあったが、おおむね前半は広い緩やかな斜面を登る
こんな登山道ならよいのだが
広いなだらかな落ち葉の積もった登山道は不鮮明
尾根にでるとわかりやすい登山道になってきた
やっと前黒山が見えてきた 山頂まではあと少しか
前黒山からSOTAの指定ポイントになる1700m峰が見えてきた。前黒山からはピークを一つ越えた先になるようだ
前黒山の山頂に到着 山頂からはあまり眺望がない 山頂から少し戻って、1700m峰に向かう
一旦下って手前のピークを登る 登山道は不鮮明
1700峰に到着 特に目印はなかった 枯れた木と手前の木付近が山頂と思われる
山頂付近および山頂から 前黒山と違い眺望はよい
山頂に到着時に時計を確認するとすでに12時を過ぎていた。登りに2時間10分かかっていた。まずは、VX-3にRH-770を付けて弥太郎山移動予定のXBX局をコールしてみるが応答がないのでこの時間帯はHFを運用していると判断。バンド内をワッチすると、こんな山奥であるがコンテスト局が強力に複数入感している。当初はHFを運用する予定で機材を持ってきていたが、コンテスト中なのでU/Vなら短時間で多数の局と交信できると思い、RH-770を3m程上げて430を運用することにした。なお、スマホは圏外でSPOTができないのでコンテスト局に応答する形式で始める。すぐに7局交信後、バンド内をワッチすると板室フェスで同室のXCR局が那須連山から出ていたのでコールして交信、その後に鴨川市移動の局と交信が成立。すぐ上のチャネルで空きをチェックしていると、コールがあった。先ほどの鴨川市移動局との交信をモニタしていたチェイサー局の人であった。当局のコールサインを覚えていたようでコールしたとのことでうれしかった。すこしSOTA等をして楽しい時間を過ごすことができた。この局との交信を最後に無線を終了して下山することにした。尾根から下っていくルートは登りでも苦労した広い斜面になるので慎重に下る必要が感じたので早めに下山とした
登山中は用心のために、先週東北遠征でXBX局から教えていただいた「熊除けホーン」の<猛犬音>を鳴らしながら前黒山を通過して尾根を下っていったら、見通しのある斜面の下の方で人が見えた。下っていくと、長い鎌と鉈をもって登山道を整備している人だった。「熊除けホーン」を止めて少し熊についての話等を伺う。登山道の整備をして前黒山から明神岳方面にいって帰りながら整備をしているとのことで20年程ここにきているが熊には会ったことはないそうで、特に昼はいなくガスがあって見通しが悪い時がよくないそうだ。また、広い斜面は植林があったために登山道は不鮮明で注意が必要とのこと。
尾根から広い斜面を下っていくと、登っている時にあまり気にしなかったが斜面から派生する尾根の分岐点に間違って下らないように2m程の高さにロープが張られているところが2カ所あった。このロープもあまり目立たないので、ところどころにあるピンテが有効であった。途中にある藪状態のところは、この整備している人が伐採すると思われるので、今後登られる人は藪を通過しなくてもよさそうです。
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