2018年の7月の連休は南会津の山に出かけることにした。会津駒ケ岳や尾瀬の燧ケ岳は人が多いのでマイナーな三岩岳から窓明山として前泊することにした。天気予報では高気圧が二重にありかなりの高温になるといっている。前日は以前に車中泊した「きらら289」によってみたがかなりの車が駐車している。ここで温泉に入り、夕食をとる。この場所は台数も多く暑そうなので別の場所を探すことにした。だいぶ前に来たことがあるA荘近くにトイレがある公園があるのを思い出したのでそこにいってみることにした。だいぶ暗くなっている公園の駐車場には3台の車中泊をしている車がいる。ここは静かで周りは田園地帯なので涼しそう。トイレの電気はつかないがここにきめた。その後2台の車が来たが静かに寝ることができた。
翌日は、朝3時半には出発する車がいてその音で目が醒めたのでそのまま起きて出発することにした。三岩岳の駐車場は小豆温泉のスノージェットの途中にある。駐車場に着くとすでに3台の車が駐車している。ここで朝食をとっていると1台の車が来た。挨拶をしてコースを聞いてみると同じコース。この人が先に出発したあとで10分ほど後に出発する。
黒桧沢ルートは崩落のため通行禁止となっているので、国体コースから登る。登山口は駐車場の端から国道を戻るようにして400mほどのスノージェットの中を歩いていく。小豆温泉スノージェットを通過すると山側に登山口の標識があった。ここで国道を渡り登山口へ。このルートは最初からかなりの急登だ。最初にNTTの無線中継設備まで一気に登る。そのあと少し緩やかになるがまた急登が最初のピーク(P1308m)まで続く。この辺は道は歩きやすい。最初のピーク付近にくると緩やかな勾配となり登山道脇にブナの大木が多数あり、新緑が美くしい。ここで、一旦休憩とした。
ここからすくし下り黒桧沢からのコース(現在は禁止)と合流すると、再度急登が避難小屋まで続く。避難小屋は綺麗になって、入口のドアが新しくなっていた。小屋の前に水場があるが、パイプからでてくる水の量はごくわずかであった。水音はするので湧き水はあるようだ。
避難小屋から山頂まではところどころ湿原がある。湿原にある木道は急坂で途中滑り止めの板がはがれているので、雨のときは滑りやすそうだ。
山頂に続く道は樹林帯を抜けているので日差しが暑い。それでも時々風が吹いているのでなんとは最後の登りを登ると山頂に到着。先行者が1名、駐車場で先に出発した人であった。SOTAの指定ポイントは三角点のある山頂より先のピークになっている。ここから指定の位置までは道はない。この季節は藪が深く一旦下ってから登るのは大変で標高差が5mなので、三角点のある山頂で無線を運用することにした。指定のピークには残雪の時でないと難しそうです。会津駒ケ岳にはすぐにいけそうな稜線なのですが。
無線は山頂では風が吹いているので最終的に関東方面に固定ビームとした。隣の会津駒ケ岳で運用したときと同様になぜか千葉県の銚子方面との相性がよかった。1時間程度運用して撤収とした。この時点でだいぶ暑くなってきたので、窓明山を経由して下山することをやめてそのまま登ってきたルートで下山することにした。
下山も急坂が多いので気温もあがりパートナーはバテ気味であった。標高差が1200m程あるので夏は厳しいコースでした。
登山日:2018年7月15日(日曜)
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。 (承認番号 平30情複、 第450号)」また、本地図を複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければなりません。