金峰山 <2599m> (JA/YN-013) 山梨県甲府市

金峰山 <2599m> (JA/YN-013) 山梨県甲府市

久しぶりに金峰山に登ってみました。前回は何10年くらい前だろうか、当時も山頂で無線を行って岩の間にアンテナのポールを立てて2mのSSBを運用した記憶がある。大弛峠の駐車場がよく整備されているとのことなのでここで車中泊して登ることにした。休日は混雑するので晴れの予報である連休明けの火曜日に登ることにして、午後から自宅を出発した。

中央高速の登りは連休の最終日なので大渋滞、下りは快適に走れましたが談合坂SAを過ぎたあたりから雨が降り出し勝沼IC手前では滝のような雨になった。勝沼ICを出て大弛峠に向かう道になると雨はやんで、峠に向かう道はところどころ霧になっている。林道を走っていると大型のミキサー車と3台ほどすれ違った。先のダムあたりで工事があるようだが、夕方7時近くまでとづいぶん遅くまで行っているようだ。この林道は結構な距離があり、いい加減あきるころに峠に到着。駐車場には3台に車が適当に離れて止まっている。平らな場所を選んで駐車するが若干斜めなので板を引いてタイヤを上げて調整。この後に来た車はなく、朝の4時過ぎに新たに車が登ってくるまで静かに就寝することができた。トイレは駐車場の下部にあり、夜間は照明がありませんでした。

5時半くらいに出発、駐車場のバス停があるところの登山口から登山開始。朝日峠までは新たなルートができて、旧ルートにはロープで通行止めになっている。多くの人が登るので登山道が荒れてしまったようだ。朝日峠を過ぎても比較的に緩やかな苔むした登山道を登っていく。このコースは若干の起伏があるが登りやすい。朝日岳の山頂手前の稜線にでると見晴らしがよくなる。朝日岳の山頂にはベンチがあり丁度中間点なので休憩のポイント。先を見るとこれから登る金峰山、五丈岩がよく見える。

朝日岳から一旦下がる。このルートではこの箇所が一番大変なところのようだ。だいぶ下ったところから登り返すと金峰山に続く稜線にでる。ここからは岩の間を歩いていくことになり、展望がよい。ところどころにある木は紅葉が始まっている。

山頂に続く大きな岩を登るとテラスのような石の場所があり休憩にはよいところだ。先を見ると下側に三角点と山名の標識がある。風も吹いていて気温は10℃程度で寒く、アンテナも立てる場所でもないので三角点のある場所の先の岩陰で無線を行うことにして、近くの木にアンテナのポールを括り付けた。今日は先日に作成して小町山で試した同軸コーリニアアンテナ(4段)を使ってみることにした。6mのグラスファイバーのポールにアンテナを沿わせて立てる。144MhzFMで平日の8時過ぎなのであまりコールがないと思ったがさすがに標高が高いのでCQのあと数局に呼ばれる。連続して5局交信後、最後に上田市との交信を最後に撤収とした。今日も30分以内の短時間運用でした。4エレのHヘンテナも持ってきていたので、4エレならもっと遠くと交信できたかもしれない。

このアンテナも使えそうですが、同じ場所で他のアンテナを比較していないので何とも言えない。手軽に設置できるが、いつも使っているRH-770との比較が必要だ。荷物にならないので今後は6mのSKYDOORと併設して運用する時には使えそう。

下山途中で鉄山の巻き道あたりでショルダーに無線機をセットしている人に出会う。話をしてみるとSOTAにも参加されているようで、当局のザックにつけてあるSOTAのストラップをみて無線に話になった。お互いに意外に近い場所に住んでいることが分かった。SOTAに参加している人と山(登山中)で会うのは2局目です。下山中にハンディ機(VX-3)をセットしていたら、あと10分程度で登山口にでる林の中で交信している様子が聞こえていたが、付属のホイップでは交信できなかった。次はお互いに山頂で交信できるかもしれない。

11時過ぎに登山口の駐車場に到着すると、駐車場は満車で林道の長野県側の未舗装にも多数駐車している。さすがに100名山で手軽に登れるコースなので平日でも多数の人とすれ違った。丁度駐車場についた時に、新たに静岡ナンバーの車が入ってきて駐車場の奥まで行って戻ってきた。止める場所がないようなので、車を一旦駐車位置から出して入れ替わりに駐車するようにした。この人はこれから登って、ここに一泊するそうだ。

登山日:2018年9月18日

6mポールにはわせてた144Mhz用の同軸コーリニアアンテナ(4段)

 

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