梅雨の合間で2日間は晴れの予報、あまり出かけていない群馬の山に行くことにして調査すると、平日の高速でも割り引きになる群馬のフリーパスがあるとネットで知ることができた。早速、申し込みを行い、25日から2日間とした。
このフリーパスは首都圏の起点が決まっているので、最寄りのICから乗り初めて圏央道でいってみることにした。常磐道から圏央道を利用するとフリーパスで料金は安いが距離があるため時間がかかることが今回の利用で解った。常磐道から圏央道は1車線区間が多いことも長く感じた原因かも知れない。
そんなわけで、内山峠の駐車場に到着したのは10時少し前になっていた。平日でもすでに半分ほど埋まっていて7台程駐車している。準備しているときに2台入ってきたので、全部で10台になった。それなりに人気の山のようだ。登山道は梅雨の合間なので前日まで降っていた雨の影響があるようだ。
駐車場奥の登山口から出発。一杯水までは比較的に緩やかな歩きやすい道が続く。途中で先行者を抜いて、一杯水の手間のベンチで休憩していると、上から女性の声が聞こえる。再出発して水が流れているがステップのある岩を登っていくと、上部に先ほど声のした女性が2名下ってきたところ。以外に大変な山といっている。でも、大変なのはこの場所だけで、あとはぬかるんでいるがそれほどでもない。
一杯水の上部をすぎると平たんな道になり、避難小屋の手前にクリンソウが咲いていた。あの有名な展望地のある場所は開けていて休憩している人が1名。さすがに近くに行くのはやめた。なのもないので落ちそうな場所だ。この場所の手前にも崖の方向には近づかないようにと看板とロープが数カ所にあった。でも、覗こうとする人はいるのだろう。
避難小屋をすぎると山頂(経塚山)までは1300mを超えている山とは思えない平たんで、まるで森を散歩しているような小道が続く。新緑が綺麗でいつまでも歩いていたいような道だ。少し曇っているが、日差しがあったらもっと明るくきれいな森だろう。グリム童話にでてくる森とは違い、明るい森だ。
しばらく歩くと、クリンソウの群生地の案内があり、道を離れていって見ると今が見ごろと思えるようなきれいな花が咲き誇っている。森も綺麗だし、花もあり梅雨の合間で登山道はぬかるんでいるが登ってきた甲斐がある。
山頂への分岐点からは登りになるが、さほどの登りではなくすぐに山頂に到着。祠があり、山名には荒船山と経塚山があった。途中の登山道の足跡から、今日はまだ1名だけしか登ってきていないようだ。この時間は山頂には誰もいない。1時間ほど山頂にいたが、下山中に1グループにあっただけ。あの展望地まではくるが、この山頂まで登ってくる人はすくないようだ。
登山日:2019年6月25日(火)
山頂は見晴らしがなく、誰もいないので上空が開けている場所にポールをセットして、144MHZのHB9CVを上げる。12時を過ぎた平日で、北関東の奥にきているので無線はあまり期待できない。FMをワッチするが、いつものように違法局が聞こえてくるだけ。空き周波数を探し、メインでコールするといつも呼んでいだだいている局からコールがあった。昼休みで休憩中かもしれない。その後、モービル局などと交信でき5局ほどQSOできた時点で終了とした。ここもセミが鳴いるので、バックの音はセミの声ですとアナウンスしながらの交信でした。
下山は来た道をそのまま戻る。途中の一杯水の上部だけは注意して下山とした。登山口手前の道は、登りとは違い脇道を利用してみました。回り道で平たんですが、あまりかわらないかな。