霊山(りょうぜん) <825m> (JA/FS-126) 福島県相馬市/伊達市

霊山(りょうぜん) <825m> (JA/FS-126) 福島県相馬市/伊達市

 霊山は人気のある山のようだ。自宅を早朝に出発しても、登山口の駐車場に到着したのは10時をはるかに過ぎている。常磐高速をいわき中央より先を走るのは初めて。いわき中央からは片側1車線が続く。途中の車窓から見える風景が「帰宅困難地域」の標識をすぎると朽ちかけた家とセイダカアワダチソウの黄色に覆われた荒れ地になっているのが見えてくる。まだまだ、震災の影響が残っている。
 到着した登山口の駐車場はほとんど埋まって、帰る車の後に駐車とした。数台の空きでしたが、次々と埋まっていった。紅葉の季節で手ごろなコースなので多くの人が訪れている。登山口には大きな案内板があり、駐車場から見上げると岩が突き出すように見えている。登山口からまず舗装道路を歩いていく。その後、林道のような広い緩やかな登山道が続いていた。「見下ろし岩」を過ぎて、メインのファミリーコースから「日暮岩」に向かう縦走コースに入っていく。この先は多少のアップダウンがあるが、各種の面白い岩がある。「東物見岩」のある山頂が近づいてくると歩きやすい登山道となり落ち葉を踏みながら少し登ると山頂に到着。山頂の手前の登りにはちょっとした岩になっていた。山頂には数名の方が休憩、食事をしている。山頂は結構な風が吹いていて寒いので陰になる場所で休憩と無線を行う。太陽が雲に隠れると寒さがこたえる。多数の登山者が登ってきたがここで休憩する人はすくない。風があって寒いためだろう。帰りに先のピークである城跡の広場では多数の人が休憩していた。ここは風がさえぎられて日当たりがよいためだろう。この城跡からの下山ルートは広い林道のような登山道で勾配もすくなく、観光気分の恰好で登ってくる人もいた。

登山日:2020年10月24日(土)

2m用のJ型アンテナ 給電点4mH
40mバンド用のMicroVertアンテナ

 無線は風もあり、山頂はせまいので2mはいつもの2/3ヘンテナをやめてJ型アンテナを上げることにした。近くの樹木にポールを止めて5mほど上げる。APRSを発信後、FT8でCQをだすとなかなか呼ばれないが5回ほどのCQのあと、7エリアからコールがあった。しかし、交信途中で送受信ができない状態になってしまった。リグからは信号が聞こえているが、ソフトでは入力がない状態となっている。設定を見てみるが異常がみあたらない。仕方ないので、タブレットを再起動することにした。立ち上げ中もリグからは信号が聞こえている。再立ち上げ後は正常にデコードでき、送信もできることを確認してCQを出すと、途中でNGとなってしまった7エリアの局からコールがあり、今度は正常に交信が成立。その後、2mFT8で合計4局交信したが、いつものチェイサー局とは交信ができなかった。あまり標高もなくアンテナがJ型の影響もあるかもしれない。次に、40mFT8にでるためにアンテナをMicroVertに変更。40mバンドは休日なので多数の局がモニタに見えている。空きポイントを探し、CQを出すと数回のあと応答があった。3局交信後、寒くなってきたのでアンテナの撮影のため離れたあと終了しようとしてモニタを見てみたら、いつものチェイサー局から応答が見えた。40mバンドでなんとか交信できてよかった。その後、連続して呼ばれ途絶えた時点で終了とした。

交信実績
 2m FT8/4局
 40m FT8/6局

 

 

 

 

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