登山日:2022年6月25日(土)
子檀嶺岳を下山して夫神岳に向かう。この山は麓からみると形もよく登りがいがありそうな山。昼から登ることになるので、暑さがきになるところだ。ナビをセットして青木村の中心地から住宅街に入る。里山は登山口まで到達するのも大変。道路状況がわからないので不安。事前調査では、登山口の近くにオートキャンプ場があるのでそこを目指すのが間違いなさそうであった。
水田の先にこれから上る夫神岳が見えている。
住宅街を進んでいくと、曲がり角に登山口の標識と登山口近くにある「信州まるべりーオートキャンプ」の標識があった。ここからは、オートキャンプ場を目指していくことになる。すぐに、未舗装の道になりしばらく走るとオートキャンプ場が見えてきた。終点の左側に登山者用の駐車場があった。
登山者用駐車場と奥に新しいトイレがある。右の林道は直ぐにゲートで閉じられていた。(下山時に撮影)
林道側からみた駐車場とトイレ
林道のゲート、左側に迷路のように囲われた狭い通路を通過。
しばらくはよく整備さた林道を歩く。午後の出発で気温も上がり、林道の区間は長く感じる。
林道から登山道に入っていく手前で、林道をショートカットするように登山道を登っていくと、ショートカットの中間付近に「月波の泉(つくば)」と書かれた標識があり、水が湧き出ている。暑いのでこの冷たい水はありがたい。水を飲んでここで休憩。だいぶ暑くなってきた。
シートカットして林道にでると直ぐに登山道になった。登山道は最初は緩やかな勾配で歩きやすい。
ゆるやかな登山道がしばらく続く。
山頂まであと600mの標識がでてきた。ここで水分補給していると、下ってくる人とスライド。ここからが本格的な登山道らしくなり、山頂まで急登となった。
ところどころに山頂までの距離を示す標識があるが、急登と暑さでよけいに疲れる。
やっと最後の登りにさしかかる。
山頂は木々が一部伐採されて、中央に祠が2つあり芝生用にようなっていた。周りに高い木があって、HFのEFHWなどのワイヤー系のアンテナを展開するのに丁度よさそう。
無線は、広々とした山頂ですが直射日光が暑いため木々で日陰になる場所で運用することにした。近くにいつものMicroVertアンテナを設置。40m/FT8をモニタすると多数の局が見えている。SPOTしてCQを出すとチェイサー各局からコールがあり順調に交信することができた。その後、2mのFMにでてみることにした。アンテナを変更してバンド内をモニタするがあまり入感がない。CQを出してサブに移ると聞き覚えのある局から応答があったが、こちらの信号が無変調になっているとのこと。モニタを見たら、FMのデータモードになっていた。通常のFMモードに変更して交信することができた。プリセットで通常モードに戻してもデータモードの部分は切り替わらないようだ。
下山は、登ってきた道をそのまま戻る。登山道が終わり林道になる「月波の泉」で喉を潤し、水を補給。今日は暑いのでのこ水源はありがたい。林道にでてからはどんどん下っていく。
調子よく下っていったら、林道の中央付近になにやらあやしいものが目にはいった。あわてて脇にそれてから注意深く見ると、マムシであった。危うく踏んでしまうところであった。ほとんど動いていなく同じような模様なので気がつきにくい。林道とはいえ最後まで気をぬかないでいくことが重要だということを再認識。
登山口に戻ってきたら、駐車場には他に停まっていなかった。隣の敷地(オートキャンプ場?)では柵の内側でヤギが数匹のんびりと草を食べていた。ここなら夜も涼しそう。