登山日:2022年8月8日
松本市の303号線から風越峠にむけて進み、「松本市四賀有機センター」に向けて左折すると、すぐに有機センターの独特の臭いがする。有機センター前の道路は広くなっており数台の車が駐車していた。登山ではなく、センターに用事がある車のようだ。
センター前を通過して舗装された林道を登っていくと直ぐに獣除けのゲートが設置されていた。開閉して車が通過できるようになっていた。
獣除けゲートから少し走ると古い登山口の標識が見えた。ここが、東側の登山口になるようだ。広い路肩に駐車して出発。
最初は、廃林道になっている。
しばらく林道を歩いていくとカーブに差し掛かる。このカーブ地点の先が登山口になっていたが、標識が夏草に被われて、見失い右側の終点まで歩いてしまった。
登山道はよく踏まれているが、部分的に夏草に被われているところがある。
倒木もある。
尾根にでる手前辺りからロープが張られているところもあった。
尾根にでると見晴らしがよくなってきた。尾根は片側が切れ落ちているので注意して登っていく。
SOTAの指定位置である、1139m付近に到着したがこの場所には山名等の標識はなく、単なる登山道の通過点であった。GPSで確認すると、この石の辺りが最高標高点のようだ。一般的な山頂は西側に180m先で、すこし下がって登り返したところで山城跡になっているようだ。
無線は、夏の低山で暑く登ってくる人もいないのでSOTAの指定ポイント近くで行なうことにした。この附近は単なる尾根の通過点になるので、比較的広く邪魔にならない場所で運用することにした。アンテナは近くの木に立てかけるようにセット。
いつもの40m/FT8から始めるが、コンデションが悪いようであまりモニタに見えていない。SPOTしてCQをだすがなかなか応答がない。2局交信後、低山ではあるが2m/FT8にでることにして、アンテナを変更。2m/FT8は最初は応答がなかったが、しばらくするとチェイサー各局と交信することができてよかった。この山は、SOTAの規定(標高差25m以内)が一般的な山頂にはいるので、アンテナ等の展開が楽な一般的な広い山頂で運用してほうが良いようです。
今回の40m/FT8で気になったこと。コンデションが悪くCQを数回出していても応答がないので、「バンド状況ウィンド」を見てみると、CQに対しての応答ではなく(コールサイン無し)移動位置を問い合わせているメッセージがみえた。2回ほど前のCQに対してのQTH?。「受信周波数ウィンド」には表示されていないので、以前のQSO相手ではない。当局は/PでCQを出しているので移動局としての移動場所の確認をしているようだが、CQに対する応答以前に移動地の確認をしているようで、当局が移動地を返していないのでCQに対しての応答をしないようだ。FT8の移動ではCQ時点で移動地を送信する文字数の制限があるので、交信後に移動地の確認MSGがあって、複数の応答がない場合にはFreeTextでJCCコード等を送るようにしている。CQに対しての移動地確認(msgにコールサイン無)はNGではないだろうか。今後とも同様にCQに対してのQTH確認だけの応答(通常は受信周波数ウィンドを見ているので気がつかないが)はしないことにします。