女山 <1734m> (JA/NN-217) 長野県南佐久郡川上村

女山 <1734m> (JA/NN-217) 長野県南佐久郡川上村

登山日:2022年6月17日(金)

女山は、数週間前に登った横尾山の登山口のある信州峠を下った先、レタス畑の中を通過して林道を入っていったところが登山口になる。金曜日ではあるが、通過した信州峠の駐車場は3台駐車していた。信州峠を通過して、県道からレタス畑の道を進んでいくと、獣除けフェンスのある林道入り口に到着。林道入り口付近には空き地があり、小型トラックが駐車していた。付近にも駐車スペースがあるが、獣除けフェンスの先にある林道ゲートが空いていたので、フェンスを空けて車で林道に入っていった。林道は一部雨で抉れているところがあるが普通の車で走行可能でした。

林道脇の広い場所に駐車して出発。この附近の沢側にはクリンソウが点々と咲いていた。林道はまだ先まで走行できるが、登山口のある廃作業道までの中間あたりに駐車した。

林道脇のクリンソウ

駐車位置から20mほど先の斜面はクリンソウの群生地があった。緑とのコントラストが美しい。これだけでも、この山に来たかいがあると思わせる。

林道を駐車位置から400mほど歩いていくと、地図上では破線の廃作業道がある。この作業道は流されているので、一旦おりて沢を渡る。廃作業道側にはピンクのテープがあるがみにくので注意が必要です。

流された作業道を渡り先に進みます。

作業道は途中で流されていますが、上部は歩くことができます。

ここを通過して150mほど進むと次の分岐点が現れます。分岐点では廃作業道が流されて分断されています。破線の廃作業道ルートは沢を渡って右に曲がるようになりますが、登りは沢をそのまま直進していきました。

直進する谷側(沢)のルートは分岐点をすぎると登山道(沢)にはクリンソウが咲いています。クリンソウを踏まないように進んでいきます。この附近は、数年前の台風で流されてしまったようですが、再生が進んでクリンソウが大部咲いていました。あと数年するとかなりの群生地になるようです。

クリンソウを楽しんだあとは、破線の廃林道まで斜面をトラバース気味に登っていきます。途中から薄いふみ跡があるのでGPSを見ながら進んでいきました。

廃作業道との合流地点に到着。このあたりから山頂にむけて斜面を登っていきました。登山道はありませんが、深い藪ではないので上を目指しておよそ標高差170mの斜面をひたすら登る。木々の種類が違うようで、新緑との境目が尾根になっている感じでした。

山頂近くなると尾根が狭まり、勾配が緩やかになってきました。あと少しで山頂です。ツツジが少し咲いていました。

山頂には、三角点と赤い山名の書かれて標識がありますが、木々に囲まれて眺望はありません。

 無線は山頂の木の枝がかからない場所に、いつものMicrovertを設置。40m/FT8をモニタすると多数の局が見えている。休憩しながら、およそ30分の短時間運用。木々の間から麓のレタス畑のビニールが白く見えているが、眺望はほとんどない。落葉している季節ならだいぶ風景も違うだろう。この季節は新緑を楽しむ山のようだ。
下山は廃作業道までは登ってきた斜面を下り、地図上では破線の廃作業道を林道まで歩いてみることにした。山頂からの下りは勾配があまりないので下草が生えているが邪魔になることはなくどんどん下っていく。廃作業道に出て、そのまま直進。このあたりは広く歩きやすくなっていた。

尾根を戻る。この附近は歩きやすく勾配がない。

斜面を下る。

廃作業道、この辺りは道の面影がある。

廃作業道は数カ所、流されているのでルートが解りにくい。赤線は登るときのルートで正面の谷側に行きそうになる(下山時に撮影)
あとは廃作業道を下っていくと、登る時に直進した谷側のルートと合流、しばらく下ると林道にでる。

女山は廃作業道が流されて分断されており、標識等は一切ないのでルートがわかりにくい。クリンソウの中を登っていくルートもあるのですこし整備すればよいハイキングコースになるだろう。

 

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