登山日:2023年10月14日(土)
「道の駅こぶちざわ」から登山口のある唐沢鉱泉にむけて出発。道の駅では多数が車中泊しており、4時過ぎから出発する車がいる。この時間に出発する車は登山者だろう。車内をかたずけて、暗い中を出発。しかし、登山口までは距離はある。さすがに道路は空いており朝の5時40分過ぎに登山口に到着したが、正規の駐車場は満車で、路肩にスペースに停まっている車の後に駐車。準備している間にも続々と車が入ってきて、後ろに止めるような状態になった。ここの駐車場は坂になっており坂に対して横に駐車することになるので、車中泊には向かないようだがそれでも数台の車は車中泊していたようだ。駐車場の唐沢鉱泉側にトイレがある。トイレも登山者が多いので3-4人待っている状態であった。
お天気もよく、ぐっと気温が下がっているのが身にしみる。山頂も気温が低くなると思い防寒用の衣類をザックに詰めたが、山頂よりも早朝の登山口のほうが気温が低かった。
まずは、唐沢鉱泉を通過して西天狗岳に向かう。唐沢鉱泉の辺りも少し紅葉が始まっていた。
しゃくなげ橋を渡って西尾根登山口からスタート。登り3時間を予定。
最初から北ヤツらしい登山道だ
この辺りは石が多いが勾配はさほどではない登山道が続く。
途中にある展望所からこれから登る西天狗岳が見えてきた。まだ、先は長い。
山頂手前の岩場の登り。岩が大きいので意外に登りやすかった
山頂まであとわずか。
山頂に到着。山頂は広いので休憩には良いところだ。山名がある標柱がかなり曲がっている。
山頂の隅にいつものMicrovertアンテナを設置。SOPTしてCQを出すとチェイサー各局と順調に交信することができた。呼ばれなくなったので無線機を格納してアンテナを畳もうとしたら、RFコイルのクリップが外れていることがわかった。SWRがわるく受信ができたが、送信がNGだったようだ。短時間の運用であったが、局数はクリアしていたのでFT8は終了としてアンテナを格納した。その後、ここは標高があるので2m・FMでてみることにした。空きを見つけてCQをだすと、戸隠スキー場付近にいる移動局からコールバックがあり、その後蓼科山から下山して帰宅途中のモービルとも交信、最後にいつものつくば市・JE1局と交信して無線は終了。
まだ工程の半分もきていないので無線は短時間で終了とした。
■交信実績■
40m/FT8 9局
2m/FM 3局
根石岳、硫黄岳方面
下山は、東天狗岳から黒百合ヒュッテを通過する周回ルートとした。お天気が悪くなる場合は、そのまま往復することにしていたが、今日はお天気が悪くなることはなさそうなので予定したルートに挑戦。一旦下ってから東天狗に登ることになる。見るとかなり大変そうにみえるが、さほどではなかった。東天狗岳から先のほうが大きな岩が多く歩き憎いので予定よりも時間がかかった。でも、東天狗から黒百合平までの区間が登山らしい雰囲気のあるルートであった。
東天狗岳は多くの人がいる。
岩が多く時間がかかるようなった
黒百合平までは岩が多い。
黒百合ヒュッテが見えてきた。
黒百合ヒュッテに到着。ここで昼食休憩。多くの登山者で賑わっていた。今年の7月からは、黒百合ヒュッテでは軽食の提供はなくなったそうだ。アイス類を販売していた。
下りは北八ヶ岳らしい苔のある登山道
登山道脇の苔
少し紅葉が始まっている。唐沢鉱泉まではあと少し。
唐沢鉱泉の登山口に到着
唐沢鉱泉の源泉にある苔がある小池。なんという名称かは不明。唐沢鉱泉のHPでは源泉と紹介されている。
唐沢鉱泉の敷地内にあり、黒百合平に向かう登山口の近くにあるが、注意しないと見落としてしまうような位置にある。今回の天狗岳の登山では山の風景以外に印象に残った。撮影の仕方によっては絵になるような風景。苔の緑が濃い季節はまた別の感じがするのだろうか。湖面下の薄い水色と白および苔の緑のコントラストがなんともいえない。
右側の岩の間から源泉が湧きだしている。鉱泉なので冷たい水であった
天狗岳は岩が多く北八ヶ岳らしい苔のある登山道で、山頂からの眺望もよく天気にも恵まれたのでよい山行であった。