御殿山 <364m> (JA/CB-004) 千葉県南房総市

御殿山 <364m> (JA/CB-004) 千葉県南房総市

登山日:2024年1月12日(金)

 今週は、土曜日が午後からお天気が悪くなりそうなので金曜日にでかける。先週に続いて千葉・南房総方面とし、毎年登っている御殿山とした。御殿山は北側の山田中バス停から登ると短時間で登れる。昨年は、山田中バス停側(山田ルート)から登り、大日山まで往復した。今回は、南側の増間ダム側から大日山に登ってから御殿山を往復することにした。御殿山と大日山の間は急な階段のアップダウンがあるので、登りは1時間30分程度はかかるだろうと予測。なお、増間ダムからのルートは大日山からは周回するコースもあるが、今回は単に往復することにした。
 鋸南富山ICを降りて、道の駅・富楽里とみやまを通過して増間ダムを目指して車を走らせる。富山を左に見て走る道路沿いには水仙が咲き始めている。南房総にきた感じがする。

 道路沿いにある大日山遊歩道入口のトイレによってから、先にあるもう一つの駐車場にむかう。この駐車場から増間ダムに向かう車道は倒木により通行止めの看板が入り口に設置されていた。周回コースの場合はこの駐車場に停めて大日山に向かうのがよさそうで、下山時は1台駐車していた。

トイレのある駐車場から300m程車道を下っていくと、大日山遊歩道の案内板が見えてきた。ここを左折して上っていくと駐車場があった。8台程度は駐車できそうで、すでに1台駐車していた。

駐車場から舗装された道を登っていく。この道の先に民家があり、その手前から登山道があった。

最後の民家の手前から山に向かう道に入っていく。最初は舗装されているがすぐに階段状の登山道になった

大日山までの登山道はよく整備されたハイキングコースとなっていた。勾配もあまりなく緩やかに登っていく。

杉の落ち葉でクッションのきいた歩きやすい道が続く

 

大日山の山頂手前は階段になっていた。標高差50m程か

大日山の山頂に到着。山頂には三角点がある

山頂にある山名由来の案内板

山頂からは、双耳峰の富山の先に富士山が見えていた

山頂には祠があった

大日山から御殿山までは、登山道らしい急なアップダウンがある。まずは、宝篋山に向けて一旦くだる。

宝篋印塔山を通過。山頂付近は昨年とすこしルートが変っていた。

御殿山に向かって尾根を歩いていくと、東側に見えている林道・畑塩井戸線からのルート分岐点に新しく標識が設置されていた。林道からの登山道も幅が広くなっていたが、先の状況は不明。林道の終点近くにある電波塔あたりに通じているようだが、林道は後半は大部あれているので車高の高い車でないとムリなようだ。

更に尾根を進んでいくと、同じく林道側に通じる分岐点の標識があった。こちらは狭く急坂になっていた。階段が設置されているので、利用することは可能のようだがかなりの急坂になっていた。登山道の状況は不明です。 この分岐点から御殿山に続く尾根は、階段のアップダウンがあり歩きごたえがある

まずは下りの階段。これは歩きにくい高低差がある

下りの階段は続く

どんどん下っていく。

下りが終わると今度は急登の登り階段が続く。山頂手前も階段がある

山頂にある東屋に到着。平日なので誰もいない。山頂の三角点はこの先にある。増間ダムの登山口からおよそ1時間30分、やはり途中の階段のアップダウンがきつい。危険個所がないので冬の低山あるきには適当な距離だろう。

山頂にある三角点

山頂から富山の先に富士山、隣に津辺野山、更に右に伊予ケ岳が見える
太平洋側の展望

東京湾側の展望図

 休憩と無線運用は、風があり寒いので風をよけるために陽のあたる東側の斜面とした。椿の木の間にいつものMicrovertアンテナを設置。風で少し傾いているが問題はないだろう。山頂はスマホが繋がるのでまずはSOTAにSPOTしてCQをだすと順調に呼ばれる。軽食をとりながらの交信はFT8ならでは。風がない斜面は暖かい。さすがに南房総の山だ。下山も階段のアップダウンがあるので登りと大差ない時間がかかるので、途切れた時点で無線は終了とした。

■交信実績■
 40m/FT8 13局

 下山は登ってきた道をそのまま戻る。下山も途中の急な階段のアップダウンはきつい。先が見えないような急な階段は落ち葉もあり、下りは要注意だ。階段のアップダウンが終わり、宝篋印塔山までくるとあとは急な階段もないのでほっとする。宝篋印塔山から大日山に向かって下っていくと、登山者と遭遇した。「またお会いしましたね」とお互いに挨拶を交わす。登るときに途中であった単独の登山者であった。登る時に駐車していた1台に車の人かと思っていたが、御殿山から往復しているとのことであった。
 大日山まで戻ってきた。ここで休憩。山頂は日当たりもよく水仙が咲いている。増間ダムからは周回のハイキングコースが設定されている。大日山はのんびりと休憩するにはよい場所だ。この季節は御殿山と違いこちらはあまり人が来ないようだ。

 帰りに、リニューアルされた「道の駅・富楽里とみうら」によってみた。外観はあまり変わりがないように見えたが、内部はだいぶ変わっていた。2Fはフードコートになって広くなっていた。綺麗なフードコートになったのはよいが、どこにでもあるような感じ。12時過ぎであるが平日のためかだいぶ空いていた。この道の駅によるときは、いつも「菜の花」の「つみれ汁」を食べることにしている。リニューアルされた2Fのほぼ同じ位置に「菜の花」はあった。すこし小さくなったような感じがしたのは、平日で品ぞろえが少ないからなのかもしれない。以前は右隣にあった同じようなものを販売していた惣菜店はなく、奥にある惣菜店が移動したのかもしれないが内容がかなり違っていた。
つみれ汁とおにぎり他を注文。店の運営会社は同じですが、以前の高齢の人から中年の人に変わっていた。つみれ汁の味は同じであった。しかし、以前の雑多な店の感じ(隣の店も含めて)がなく、なにかものたりない感じがした。活気が感じられない。道の駅のHPをみると、このフードコートで1店が退去するようで、出店募集の案内がでていた。フードコードへのリニューアルはよかったのだろうか? 1Fも産直になっているが、他の道の駅と代り映えしない。奥にあった食事処もなくなっていた。トイレが綺麗になって、2F側は場所が変っていたところだけがよかった。

 

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