山王帽子山 <2077m> (JA/TG-085) 栃木県日光市

山王帽子山 <2077m> (JA/TG-085) 栃木県日光市

登山日:2025年7月27日(日)

7月27日はSOTA日本支部の「SOTA VHF/UHF Day」が設定されている。6m以上の周波数になるのである程度標高があり関東平野にひらけている山がよい。また、今年も暑さが厳しいのである程度標高の高い山(2000m超)でないと暑さで熱中症の危険もある。検討した結果、7年ぶりに手軽に登れて標高のある奥日光の山王帽子山とした。山王帽子山は太郎山への通過点でここなら長時間休憩する人もいなく登山者も少なそうで無線を運用しても迷惑にならないだろう。奥日光は自宅からは遠いので前泊とし、ここ数日の天気によると午後からは雷雨も想定されるので早朝に登り早めに下山する予定とした。
 前日の昼過ぎに出発してのんびりと走っていくと、宇都宮にはいるころには部分的に雷雨となった。いろは坂を走るころには天気は回復してきたが、明日も同じような天気になりそうだ。夕方に光徳に到着。駐車場を通過して登山口のある山王峠に駐車位置と登山口の確認に向かう。山王峠は2025年9月末まで工事により通行止めになっている。通行止は山王峠のすこし先になるようだが事前確認とした。幸いに、7年前と同じ位置に駐車場がありそのすこし先に登山口も確認することができたので、光徳駐車場まで戻る。
 光徳駐車場の広い駐車場内の両脇はほぼ埋まっていたので、中央の2台縦列の空き位置に駐車とした。8割近くは埋まっている。ここは比較的に静かな駐車場で、トイレは夜間自動照明になっている。

翌日は4時前に起床して登山口近くの駐車場にむけて移動。駐車場内では数人はすでに起きて準備している車もあった。たぶん、登山者の人たちだろう。

 

登山口少し手前のPKに駐車。ここは5-6台は駐車可能

到着して準備していると1台入ってきた。この人は、車内でかくる朝食をとっているあいだに出発していった。11時過ぎには雷雨の予報(雨雲レーダで確認)早めに出て太郎山まで往復の予定だそうだ。結果、10時前に下山して後かたずけしているとこの人が下山してきた。太郎山まで往復5時間程だったようだ。さすがに若者は違う。

山王峠側に数分舗装林道を歩いていくと見覚えのある前日確認した登山口に到着。7年前とは違い笹が生い茂っている

登山口から笹の海だ。昨日の夕立でかなり濡れている

笹の海が終わると荒れた急登が続く この急騰の区間で今日はどうも調子がよくない。お腹の具合がわるいので、長めに休憩とした

急登りが終わるとまた笹が出てきた。この先からは比較的になだらかになってきたので山頂は近い。

山頂手前も笹の海 この時期の山王帽子山は雨具が必要だ。7年まえは山王帽子山から太郎山へも笹が刈られていたのでここまで笹が深いとは思わなかった。笹に覆われた登山道は所々に段差があるので下りは特に注意が必要だ

見覚えのある山頂に到着。先行者はすでに太郎山に向かっているので山頂には誰もいない。まだ6時前で早朝なのでU/Vでの無線は早すぎるようだ

山頂から日光白根山方面

山頂手前の広いところで無線と休憩

まだ6時前なので6時過ぎまで休憩と無線設備をのんびりと設定。きょうは2mSSBが各地で運用されているようなので、まずは2mから始めるようにポールの先にRH-770をセットしてワッチ。 数局聞こえてきている。スマホで各局の運用状況を確認しようとしたが、スマホの電波はつながらない。SPOTはできないので2mSSBで聞こえている局に順次お声がけ。その後、CQを出すとVVH局からコールバックがあった。CQを出してもあまり応答がないので再度呼びに回り岐阜養老町の移動局はコールしてもとってもらえず。6時30分を過ぎたので2mFT8に変更。FT8も時間が早いのであまり見えていないが強力に入感している局がある。CQを出していると少しづつ呼ばれる。次に、430/FT8にも出てみた。430はあまり見えていないがCQを出し3局QSOし、再度2mFT8に変更。

2m/FT8が一段落したタイミングで、アンテナを6mの水平Microvertに変更。6mもまずはFT8から開始。8時近くなってきたので6mも複数見えている。CQを出すと連続してよばれ7局QSO。最後に6mのSSBにでてみることにした。ワッチすると陣馬山からでているSOTA局がいたのでコールしてQSO、S2Sを獲得。その後2局交信して無線は終了とした。

山王帽子山の山頂には3時間滞在して久しぶりに長時間の無線運用となった。無線運用中に、3名の登山者が通過していったが、そのうちの2名とは長時間話し込んでしまった。無線だけでなく山の話もきけて楽しい時間をすごすことができた。今日は単独で主に無線運用で登ってきたので余裕をもって無線を楽しむことができた。
予定通りに9時には下山開始、空には雲が多くなって山頂まで見えていた日光白根山も雲に隠れてきた。

■交信実績■
 6m/SSB 3局
 6m/FT8 7局
 2m/SSB 6局
 2m/FT8 11局
 70cm/FT8 3局

下山は往復とした。笹は陽が上がってきたのであまり濡れないで済んだが、笹に覆われた登山道は段差がある箇所があるので足元を確認しながら下山とした。

 

 

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