葛老山 <1124m> (JA/TG-047) 栃木県日光市

葛老山 <1124m> (JA/TG-047) 栃木県日光市

翌日に葛老山に登るため「道の駅・湯西川」に3時過ぎに到着したら、入る車が並んでいる。しかたないで、少し先のトンネルをぬけたところにある運動公園で一旦休憩してから道の駅に行くことに。この運動公園からは、明日登る葛老山がよくみえる。この位置からだと、中腹にある別荘地に通じる車道が、山の斜面を横ぎっているのがよくわかる。あの辺からも登れそうな気がするが、地図には道はない。

再度、道の駅にいくと今回はスムーズに駐車することができた。道路に近い駐車場であったので、奥の第三駐車場があいたら移動することにし、まずは道の駅の温泉にはいることに。ここの温泉はめずらしく、道の駅売店の上の2階にある。大人は510円と比較的に安い。2Fは温泉だけで、食事はできない。また、食堂は11時から15時までの昼の時間だけの営業になっている。温泉は少し熱めと感じた。

温泉を出て、駐車場が空いてきたので奥の第三駐車に移動して、夕食前に時間があるので近くを散歩しようとしていると、犬の鳴き声がうるさい。キャンピングカーで犬をつれてきているようだ。近くの人が駐車場の上の林のほうを見ている。よく見ると、木々の中で猿が数匹木の枝を飛び移っている。新芽を食べているのだろうか。飛び移るたびに、駐車中にパラバラと新芽の皮のようなものが落ちてくる。こんな近くに猿がでるとは、さすが山の中の道の駅だ。犬が吠えるのは犬猿の仲を実証していることか。

朝は5時過ぎに起きて、高速が渋滞する前に帰宅する予定なので早めに登ることに。登山口は、この駐車場の奥にある。前日に確認しておいた。登山口の案内板には「葛老山かっぱ七福神めぐり」とあり、途中この七福神が案内すると説明されている。どうも、途中に七福神が設置されているようだ。何合目のような目印の代わりとなるようだ。先が楽しみ。

登山道は、最初は階段上の道で最近伐採したようで両脇に杉の伐採跡と伐採した木がおいてある。このコースでは、この最初の階段から展望のある鉄塔までがきついが、それ以降は結構楽な登山道であった。

登山口からの階段を上りきると最初の七福神・布袋和尚が設置されている。その後、福禄寿、毘沙門山、弁財天、恵比寿、大黒天と続き、山頂には寿老人が待っていた。それぞれの像は頭の部分は「かっぱ」になっていて、ユーモラスな表情。なぜ、この山が「かっぱ」なのかは不明ですがおもしろいアィデアだ。

山頂には、「寿老人」の像があるので「葛老山」の「老」をとって、このような七福神にしたのだろうか。寿老人の像の脇には、道の駅まで2.8kmの標識があり、丁度良いハイキングコース。これから、新緑の季節はブナの緑がすばらしだろう。登山道も落ち葉がつもり、勾配も急でないので歩きやすい。下山後は、そのまま道の駅で温泉に入れるのがうれしい。今回は、帰りには温泉にはいりませんでしたが。

山頂での無線は、木々に囲まれているが場所的に関東に近いのでそれなりに交信することができた。朝早かったので、まずは2mのFMでSOTAの規定局を確保してから6mのSSBで数局交信し、9時過ぎには撤収した。今回は、のんびりと登山と無線を楽しむことができ、パートナーの体調回復もありよい連休前半の移動を終えることができた。なお、昨日の夕方にいた猿には、登山中に遭遇することはなかった。

 

中央に三角点 奥にアンテナを設置
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。 (承認番号 平30情複、 第450号)」また、本地図を複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければなりません。

 

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