3年前に途中で雨になり撤退した苗場山に登ってきました。天気予報では午前中は登山日和でしたが、中腹からはガスになり眺望はありませんでした。登山道脇の花が各種咲いていましたが、山頂の湿原はガスの中でした。
登山口の駐車場に5時過ぎに到着しましたが、半分くらい駐車していた。これは今日登る人だけでなく、前日に登り山小屋に一泊している人の車が大半のようです。登っている途中で、小屋に宿泊して下山中に人に多数会いました。
駐車場脇のトイレですませて出発。トイレ脇に登山道入口の道標がありますがこの道はどろんこ状態(前回確認)なので、和田小屋に向かう舗装道路を進むことにする。途中舗装道路は足によくないので脇の土の中を歩きショートカットしながら登っていく。和田小屋から登山道に入るところに登山ポストがあるので、登山届を記入して提出する。ここから登る方面を見るとガスがかかっている。徐々にお天気が回復することを期待してスキー場の中を進んでいく。
すぐに本格的な登山道となり、昨日の雨の影響か登山道は沢のような状態、足の置き場となる石を探しながら高度を上げてゆく。下芝あたりにくると一段とガスが深くなってきた。この先もガスが深く眺望は望めそうもない。登山道脇には高山植物が咲いている。途中お花畑の道標があるあたりでは斜面にニッコウキスガなどが咲き乱れているが先のほうがガスにかくれている。神楽ケ峰を過ぎて一旦下り、ここから急登が続くがロープやハシゴがあるような箇所はないので一気に登る。湿原の端に出ても、ガスが濃く木道と近くの池塘が見えるだけ。しばらく進むと山頂の矢印のある道標が見え、その方向に進むと木々に囲まれた山頂の山名がある。山頂は平坦で今日はガスの中なので特に何もみえない。
近くに石があったので、そこに座って無線を行うことにして2mの4エレを設置した。だいぶ風が吹いているが周りに木々があるので影響が少ないと判断して3m程の高さに上げたが、風で方向がさだまらない。FMでCQを出すと平日の10時前であるが順調に声がかかりSOTAの規定局はすぐに達成。ここは関東方面には相性がよいようだ。無線を行っているときは、じっとしているので3枚着ているが寒い。10時過ぎには撤収することにした。
山頂の先にある山小屋によりトイレを済ます(トイレは100円)。小屋の中はストーブがあり暖房していました。小屋の外には日本海側の夕焼けが見えるポイト(徒歩1分)を示す看板がありましたが、このガスの中ではいっても何も見えないようなので行かないことにする。小屋の先の湿原方面にいってみるが当然ガスの中で木道が薄っすらと見えるだけ。
あとはゆっくり花を見ながら下山する。神楽ケ峰への登り返しがあるがさほどきついとは感じなかった。
登山日:2018年7月11日
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図25000を複製したものである。 (承認番号 平30情複、 第450号)」また、本地図を複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければなりません。