週末の天気予報はあまりよくなく、前日の金曜日は晴れの予報になっているので8月最後は暑さを考慮して早朝に登ぼることにして静岡県の越前岳に出かけた。前日の木曜日の午後から出かけて、登山口のある十里木高原の駐車場に車中泊することにした。駐車場に向かい469号線で標高を上げていくと徐々にガスがかかり時折小雨模様。視界が悪く一旦駐車場を通り過ぎてしまった。引き返して駐車場についてみると5台程駐車している。休憩している人や工事で駐車している車などで車中泊した車は最終的に3台でした。この駐車場は道路に面しているため夜間も走行している車の音が聞こえてけして静かではない。トイレは自動照明付きで綺麗になっています。夜も雨が時折降っていたが翌日は予報通り晴れ。隣の車は5時頃に山に出発していったようだ。朝食をすませて、5時25分ごろに出発。気温は低いが湿度は高い。2時間程度の登りなので涼しいうちに山頂に着くだろう。風も結構吹いているので暑さはさほど心配しなくて良さそう。
登山口はトイレの脇にあり、いきなり階段から始まる。10分ほどで展望台に到着。振り返ると富士山がよく見える。ことあと終始振り返ると富士山が見えていた。前日は雨が降っていたが小雨なので登山道には水が溜まっていることはないが、滑りやすい道が続く。登山道は途中から従来の登山道がえぐれて枝道が増えてくる。最終的には同じところにむかっているので歩きやすい道を選んで登っていく。ほぼ一定の勾配の道を登っていくことになるが、大半は樹林帯の中を登ることになる。ところどころで視界が開けた場所では富士山が綺麗にみえて丁度よい休憩だ。
樹林帯を登っていくと、突然開けたところにでるとここが山頂。新しい山名のある標識が出迎えてくれる。7時過ぎなので誰もいない。結構な風が吹いているのでじっとしていると寒いくらいだ。手元の温度計では20度であった。
この山頂は30年ほど前に一度きたことがあるがこんなに周りに樹木がなかったようなような記憶がある。その時は愛鷹山荘側から登った。複数のベンチがあるので木陰の風のあたらない場所にザックを置いて、近くにアンテナを設置。最初に2mの4エレを上げてQSOしたが風がつよく振り回されるので、RH-770のロッドアンテナに切り替えた。
2mのFMは朝の7時台で空きチャネルがあったのでCQを出して順調にSOTA規定数をクリアすることができた。当初は混信がひどいことを想定して、FMのメインで呼んで、SSBで交信することを考えていたが早朝の時間ならば都市部に開けている場所でもなんとかなるようだ。コールいただいた各局、ありがとうございました。
下山は登って来た道をそのまま戻る。途中、登ってくる4名の人にあった。平日でもそれなりに登山者はいるようだ。この山は富士山が綺麗に見える秋以降が良さそう。なお、登山口のトイレ脇に靴についた泥をおとしてからトイレを利用するように注意書きと洗うための場所が用意されていた。霜柱がある時期は、登山道はドロンコ状態になるようだ。今日は普通の登山道の状態でした。
この山の登山は秋から冬にかけて、富士山が綺麗に見える季節がよいようです。
登山日:2018年8月31日