嵐山を下山して、石砂山に向かい車を走らせる。2週前に登った石老山を周回したときに下りてきたキャンプ場からの舗装道路を登っていき狭い山道を走っていくと、石砂山への登山者向けの駐車場が右に見えてきた。2か所の大きな駐車場はすでに半分くらい埋まっている。この季節は石砂山でギフチョウが見られるために、大きなカメラを持った登山者が多くいた。
駐車場から最初は舗装道路をしばらく歩き、右側の登山口に向かう道に曲がる。しばらく歩き登山口のある橋の手前に公衆トイレがあったので利用する。登山口に通じる橋は、一部が破損していて劣化が進んでいる。修理が必要のようだ。橋を渡ったところにヤマビルの注意書きと対策用の薬品が置かれているが、スプレーは空のようだ。まだ、ヤマビルは大丈夫そうだ対策用のスプレーはザックに入れてある。
登山道は比較的緩やかな登りが続く。中腹からは、ギフチョウを撮影しようとする人が目につくようになる。山頂近くになるとギフチョウが飛んでいた。山頂へは、最後の登りが結構きついが急登はここだけ。山頂には多くの人がいる。山頂での山名をバックに写真を撮り、無線のできそうな場所を探すことにした。
登山日:2019年4月6日(土)
山頂の手前に比較的広くアンテナのあげれそうな場所があったので、倒木の脇に50Mhz用のV型ダイポールアンテナを設置した。SKYDOORも持ってきていたが、設営の簡単なダイポールにした。これだけの高さがあればダイポールでもなんとかなるだろう。バンド内をワッチすると、MLメンバ局同志の交信が聞こえてきた。高尾方面なので大部近い。交信終了をまってコールして2局と交信することができた。その後、別のポイントでCQを出していると湯河原移動のMLメンバからコールバックがあり、4局交信できたところで無線は終了として下山することにした。今回のV型ダイポールはCB無線用のセンターローディングコイル付きの短縮ロットアンテナの改造品なので撤去も簡単で早い。時間がないときは非常に便利だ。
下山するときに、すぐ近くにギフチョウが飛んできた。すぐ近くの登山道にとまったのでコンデジで撮影したがズームが弱いので大きくは撮れなかった。その後も、登山道脇のヤシオの花にとまっているのも見ることができた。下山中も多くの登山者とすれ違った。ギフチョウ目当ての登山者のようだ。駐車場につくと、すでに2カ所の駐車場は満車であった。駐車料金500円を入れて、次の仙洞寺山の登山口に向かう。ナビをセットすると、牧馬峠を経由していったほうが距離が短いようだ。牧馬峠は一部狭い区間があり、ゲートがあるので幅の広い車は通過できないようになっていた。峠付近には車が多数駐車していたので、ここから石老山や石砂山に登る人もいるようだ。