2019年の梅雨は昨年とは違い涼しく雨の日が続いている。3連休ではあるが、かろうじて初日の土曜日がなんとか雨がなさそうな天気予報になっている。今回は雨が続いているので登山道がぬかるんでいるところが多いので、水はけのよい富士山周辺の山として、手軽に登れる大洞山とした。
前日の交通情報では連休なので東名も渋滞があると画面には表示されていたが、プラス20分程なので大したことはないだろう。当日も予報とおりの渋滞であったがそれほどでもなかった。でも、高速を降りてからの御殿場市内を抜けるのに予想以上の時間がかかった。富士山に向かう車が多く、須走口まで渋滞が続いていた。さすがに観光地だ。
登山口のある駐車場についてみると、3台駐車している。ここの駐車場は墓地の駐車場を併用している。駐車場には綺麗に清掃されているトイレがあった。墓地の中央の道の奥に、大洞山・三国山への登山口がある。登山道は多くの人が利用しているのか土質の影響か、V型に大きくえぐれている登山道が続く。ここは富士山の噴火の影響か登山道が砂のように水はけがよくこのような雨が続くあとでも滑ることなく、歩きやすい。
大洞山への登山道は地図の通りに緩やかな勾配の道を登っていく。途中のあざみ平ではバラの花が大部咲いているが、霧が立ち込めてぼんやりとしている。晴れていれば景色のよいところのようなきがする。この先からはコケが多い樹林帯の道を登っていく。一旦下って、登り返したところが大洞山。こんな天気なので山頂には誰もいない。登ってくる途中で下山してくる3名の方にあっただけ。山頂は樹林のなかで眺望がない。晴れていれば違うのかもしれない。この山頂もセミの大合唱だ。
登山日:2019年7月13日(土)
山頂には誰もいないが、三角点のある山頂から少し手前の開けた場所にアンテナを上げることにした。今日も、144MhzのHB9CVを3m程あげる。バンド内をワッチすると数局聞こえている。強く入感する局がいたので聞いていると、箱根町の丸岳移動の局であった。SOTAの番号もアナウンスしているので、SOTA参加局のようだ。
早速、コールする。お互いに59であった。やはりSOTA参加局であった、こちらからもSOTAのナンバーをおくる。今後、またどこかでお会いすることになりそうだ。その後は、いつものポイントでCQを出して順調に交信をする。横浜市内の方と交信していると、横浜では雨が降り出したとのこと。そろそろ無線も終わりにしようと考えていたら、あんなに鳴いていたセミが一斉にピタリと止んだ。雨が降る前兆か。その後、呼ばれなくなったタイミングで無線は終了として下山。
何とか駐車場につくまでは雨に降られなかった。駐車場を出るころには雨が降り出した。やはり、セミが鳴かなくなったのは雨が降り出す前兆のような気がする。
大洞山は三国山とセットで登るハイキングコースで周遊するとよいようだ。