浅草岳は大部前に登っている。その時は残雪があり、ヒメサユリも咲いていたが今回は8月になっているので期待はできない。ネズモチ平の駐車場から先の桜曽根登山口までの林道は現在は通行止めになっている。ネズモチ平の駐車場に5時40分ごろに到着すると10台程が駐車していた。 駐車場にあるトイレも水洗で綺麗になっていた。
今回は、ネズモチ登山口から登り桜曽根側に下って、林道を駐車場まで戻るオーソドックスなコースとした。以前は桜曽根からの往復であったので、ネズモチからの登りは初めて。駐車場から舗装林道を少し歩くと、登山口があった。登山口に入ると今までの雨の影響か登山道はぬかるんでおり、1240m付近までは樹林帯の登りが続く。前岳の手前の開けたところまでくるといかにも浅草岳の雰囲気が感じられる。さすがに雪渓はとけているが、それでも上部に黒ずんだ雪が残っている。斜面をよく見るとヒメサユリがまだ残っているところがあった。
ここからは緩やかに登っていく。草原場の登山道は気持ちがよい。山頂にある看板が結構目立って、遠くからみえる。山頂にはすぐに到着。人気の山なので6人ほどの先客がいた。さらに、山頂には登山者とは別にヘビが待っていた。日光浴だろうか。
登山日:2020年8月2日(日)
無線はいつもの2mの2/3λのヘンテナを設置。ハンディ機からAPRSを発信してから、FT-817NDに接続を変えてFT8を運用開始。今日はフィールドディコンテスト中なので、SSBで運用すればすぐに4局は達成できるだろうが、FT8に挑戦。バンド内は日曜日にしてはあまり見えていない。CQを出してみると、コールサインが/Pになっていなかったので一旦送信を中止して、設定を変更。戻ってみたら呼んでいた局がいたので応答。途中で/Pがついたようになってしまったが、無事に交信は成立したようだ。その後、いつものチェイサー局等と交信、10局程交信できた時点で終了とした。無線を終了したタイミングで「何をしているのですか?」と声をかけてきた登山者がいました。アンテナがヘンテナでFT8だけの運用だったので声も出さずにタブレットだけみていたので不思議がられたようです。
下山は、前岳の先から桜曽根コースとした。こちらのコースは多少のアップダウンがあるが明るく草原場のルートになっており、樹林帯にはいってもぬかるんでいることもなく、ブナ林の中を緩やかに下っていくので歩きやす。駐車場から登山口まで30分程の林道歩きになるが、このコースのほうが浅草岳を楽しめるようだ。桜曽根コースの登山口から駐車場までは舗装林道を歩くことになる。林道は舗装されているが、途中流されて片側が空洞になっている箇所があるために通行止めになっているようです。なお、この桜曽根から登ってくる人たちはとは4グループ程遭遇しました。
交信実績
2m FT8/10局