守門岳は大部昔に登ったことがあるが、暑かったことだけが記憶に残っている。スキー場の先の登山口に戻ってきたときにあまりの暑さに、登山口近くの沢のようなところに頭をつてけ冷やしたことだけが鮮明に覚えている。6時前に登山口の大白川ルートの駐車場に到着すると、誰も駐車していない。準備していると、多摩ナンバーの車が1台入ってきた。中年の女性1名であった。この方とは終始前後して登っていくことになった。
登り初めは山菜の畑の中を歩き直ぐに樹林帯になる。最初は緩やかな登りであるが、徐々にきつい勾配になってきた。昨日の浅草岳の登りとは違い登山道がぬかるんでいないのが救い。それでも、ロープのある登りが数えきれないくらいある。一旦沢に下りて沢沿いに登り、すぐに旧沢のような登山道をひたすら登っていく。藤平山からのルートと合流する地点で一旦休憩。藤平山からのルートは草がかなり深いのであまり利用されていないような感じ。この辺りからは草原が時々顔をのぞかせてくる。両脇に草原がある箇所にはまだ、ニッコウキスが咲いていた。この先からは樹林帯を抜けるので明るく歩きやすい登山道となり、守門岳の山頂がよく見えてくる。
守門岳に続く登山道がよく見える場所に到着すると、先ほど抜いていった女性が休憩中。この場所からはあと標高差200m弱、あとひと登り頑張ることに。山頂へ登山道の脇には各種の高山植物が咲いている。山頂近くの斜面にはヒメサユリも遠くに咲いているのがみえるが、とても近づけない場所。明るい登山道を登ると山頂に到着。予定より時間がかかった。
登山日:2020年8月3日(月)
無線はいつもの2mFT8を運用することにした。昨日の夜にAPRSのメッセージをセットしておいたので、2mの2/3λのアンテナをセットしているときにハンディ機の電源をいれてGPSを測位開始。アンテナの設置を終えてまずは、APRSを送信。到着メッセージが返済されてきたので送信はされているだろう。
2mのFT8でCQを出すといつものチェイサー局等から応答がありすぐに3局交信できたが後が続かない。平日の午前中では厳しい。どうも、FT-817NDが高熱になり出力がかなり低下している。電源を落としてから予定していた、2mから6mに変更。アンテナを短縮VDPに変えて、6mFT8でCQを出すと直ぐに2局応答があった。1局は2mで交信していただいた局であった。その後は続かないので、再度アンテナを2m・2/3λに変更してFT-817NDがサーマルダウン状態なのでハンディ機から2m/FMでCQを出すと、すぐに応答があり2局交信した時点で終了とした。
下山は登ってきた道をそのまま戻ったが、温度もあがり下山時も大汗であった。大白川コースは短時間で登れるが、時間はかかるけれど保久礼コースのほうがよさそう。
交信実績
2m FT8/4
6m FT8/2
2m FM/2