鶏足山 <431m> (JA/IB-015) 茨城県東茨城郡城里町/栃木県芳賀郡茂木町

鶏足山 <431m> (JA/IB-015) 茨城県東茨城郡城里町/栃木県芳賀郡茂木町
焼森山からの鶏足山

先日の南房総の高塚山は登山というほどではないので、茨城の低山である鶏足山にでかけることにした。鶏足山はよく整備された里山で、たくさんのコースがあり地元では人気の山です。(自治体作製の鶏足山登山マップ)特に、ミツマタが咲く時期は多くの人で賑わう。8時前に駐車場に到着すると、さすがにこの季節なのでまだ駐車している車はない。
 今日は、久保コースで大きく回って焼森山を経由して登ることにし、帰りは富士ケ平(赤澤富士)を通るルートとした。駐車場の奥から、一面霜のおりた畑沿いに凍り付いた茶葉を見ながら登山口に向かう。畑の道の終点近くには見覚えのある赤い廃車が右に見えてきた。この少し先に、久保コースの入り口がある。久保コースは最初は檜の薄暗い樹林帯の中を登っていく。すぐに明るい雑木林の登山道になる。初夏は山ツツジが咲いているコースですが、今は冬の里山の雰囲気が感じられる。いくつかの分岐点があるが、特に道標はない。アップダウンを繰り返しながら登っていく。最後のピークは眺めがよい場所で休憩できるようになっている。一旦休憩して、少し下ってから登り返すと焼森山と鶏足山との分岐点の尾根に到着。
 まずは、焼森山に向かう。緩やかな広い登山道をいくと直ぐに山頂に到着。だれもいない山頂で風が少しあり寒いので写真を撮影してすぐに鶏足山にむかう。この焼森山からはこれから向かう鶏足山がよく見える。鶏足山への登山道も広く歩きやすい。ひと登りで三角点のある山頂に到着。ここには誰もいなかったが、登ってくる途中で鈴の音が聞こえていたので、先にある見晴台のほうにいるようだ。ザックをこの場所に置いて、先にある見晴台に向かう。見晴台には1名の方が休憩していた。見晴台は松の木がアクセントの素晴らしい眺望だ。

 

登山日:2021年1月6日(水)

 

 無線は40mと6mのFT8を運用することにした。高塚山の移動運用で2mの4エレのエレメントが曲がっていることに気づいたが修正していないので今回は持参しなかった。まずは40mのMicroVertを設置。モニタには多数の局が見えて、空きがないほど。何とか3局交信。交信中に、登山者の人からブログをやっているのですか?と聞かれる。タブレットをみているだけなので、アマチュア無線には見えないようだ。その後、6mに変更。いつものチェイサー局とも交信できたが、6mは運用している局が少ないようで3局で終了とした。SSBをモニタしてみても3局程しか聞こえてこなかった。
 無線運用は三角点のある山頂でおこなった。近くには、休憩ができるベンチがあるので多くの方がここで休憩している。飲食しながら話している内容が聞こえてくる。ほとんどが60-70代の方で、話の内容から健康維持のために登ってきているようだ。近くの畑の道ではいくら歩いても物足らない、やはり山が一番。こういう会話は平日の里山にいくとよく聞かれる。顔なじみの人がいるようで、話しが弾んでいる。鶏足山はコースが多数あり、晴れていれば富士山も見えるポイントがあり適当にアップダウンもあるので手ごろな里山。
 下山は、予定通り富士ケ平山を経由することにした。鶏足山からは一気に下る感じで、林道にでる。林道を少し歩くとすぐに富士ケ平への下山ルートがあり、少し登ってから急斜面を下っていく。最初に鶏足山にきたときは、このコースを登ったが、結構登りがいがあったことを思い出した。
 駐車場に戻ってくると、25台ほど駐車できる駐車場はすでに満車であった。平日でもこれだけ混んでいるので、休日は溢れてしまうだろう。

 

◇交信実績◇

40mFT8 3局
6mFT8 3局

 

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