登山日:2021年11月20日(土)
永野川沿いの県道199号線から続く林道の終点の駐車場に到着。駐車場は2段構成になっている。この先の奥の駐車場に東屋があり、右側に登山口がある。手前の駐車場に駐車。帰りに、奥の駐車場脇にテントを設営していたグループがいました。県道から続く林道は狭く、片側が沢ですれ違いが困難な道で手掘りのトンネルもある。幸いにすれ違いはなかったが、あとから走ってきた車があり林道終点のゲートまで来て戻っていったようです。(ゲート先の状況を確認していた)
駐車場でこれから登るルートを確認。当初予定していた駐車場手前の林道から尾根に続くルートを確認。道路から植林されている部分までは結構な急登で藪状態。尾根もかなりの急登のように見える。そこで、この場所からは中止として奥の登山口から入っていくことにして、途中から尾根に登ることに変更して出発。
奥の駐車場脇から入っていく。あまり利用する人もいないようで入口から雑草が多く、標識等はない。傍らの紅葉が見頃。
薄いふみ跡があるが、藪に近い登山道
ほとんど藪にちかい登山道になってきた。すこし歩くと尾根側に登ったふみ跡が見えてきたので、尾根側に登ることにした。しかし、駐車場から見た尾根と同様に最初は藪にちかい雑木林の低木で急登、木につかまりながら登り植林地帯に到着。
植林地帯も尾根までは急登であった。ここは同様に登った(降りた)人がいるようで、ところどころにふみ跡がり、適当にジグザグに登っていく。
尾根にでるとあとは快適にあるくことができた。
山頂手前の、伐採された明るい斜面に到着。鹿よけのフェンスにそっと登っていくとまもなく山頂に到着。
山頂は植林地帯の中で見晴らしはなく、山名等の表示もなかった。近くに古いベンチがあるが、こんなところでは休憩するきにはならない。山頂から西に30mほど歩くと、伐採された地点にでるので休憩と無線は伐採地点まで戻ることにした。
伐採地点から見た山頂方面
伐採地点からの鹿よけフェンス越しの尾出山方面
無線は、いざアンテナを設置しようとしたらポールを車の中に置き忘れたことに気づいた。ポールと一緒に2mの2/3λのヘンテナもあげて2mにでようとしたがダメになった。しかし、RH-770はもってきているので近くに落ちている枯れ枝の先にテープで止めて、鹿除けのフェンスの上に設置できそうだ。40m用のMicrovertは鹿よけのフェンスの網に引っ掛けてアンテナをセットすることができた。エレメントの上部がロットアンテナ(旗振り棒を利用)になっているので自立することができたのが幸いであった。
ここは北関東の奥で標高も低く周りには高い山もあるので、まずは40mのFT8でSOTAの規定局数を確保することにした。鹿よけのフェンスを利用して設置したMicrovertアンテナは給電点が1m程しかなかったが、SWRは1.2以下に調整できた。モニタを見ると多数の局が見えている。SPOTにアップしてCQを出すと、すぐにチェイサー各局から応答があり順調に規定局数を達成できた。続いて、2mのFT8に変更。RH-770を枯れ枝の先につけて鹿よけフェンスのポールに沿わせて2m程に上げる。モニタを見ると2局ほど見えていた。SPOTにアップしてCQを出すとチェイサー各局から応答があり順調に交信。CQに対する応答が途切れた時点でSSBに変更。サバイバルコンテストの最終日なのでバンド内をワッチすると多くの局が聞こえている。空いている上のほうでポイントを確保して、SPOTにアップ後CQをだすがなかなか応答がない。 場所的に厳しいようだ。それでもCQを出していると、SPOTを見たチェイサー各局から応答があった。サバイバルコンテストでのQSOは少なく、やはりこの山はU/Vでの無線には向かないようだ。
交信実績
40m/FT8 6局
2m/FT8 7局
2m/SSB 5局
下山は登ってきた道をそのまま戻る。尾根からの分岐に戻った時に、そのまま尾根を下って林道にでるルートも考えたが、確実に下れる登ってきたルートとした。