登山日:2021年12月30日(木)
年末は横浜に来ているので、神奈川県内の山に登ることにした。当初は大山を予定していたが、まだ登っていない低山があるので「雨乞山」とし、ついでに関東ふれあいの道の先に「城山」があるので雨乞山から城山まで歩いてみる計画に変更。今回は、横浜が起点になるので久しぶりに電車とバスで向かうことにした。
バスは橋本駅から三ケ木を経由して半原に向かうルートで韮尾根が出発のバス停になる。橋本駅北口を6時40分に発車するバスに乗ると5名程が乗車していた。中継地点の三ケ木に到着したときは他には1名だけ。三ケ木のバスターミナルで「半原行き」に乗り換えるが、少し時間がある。暖房のきいた待合室にはだれもいなく、ここでよいのか不安になる。3分ほど後でバスが入ってきて、乗り込むと運転手は降りて暖房の効いた待合室に入って休憩。コロナ対策で部分的に窓の開いているバス内は走っていなくても寒い。一旦乗ってしまったので、再度降りて暖かい待合室に戻るのも面倒なので寒さに耐えることにした。こういう待っている時間は長く感じる。数分後にバスは出発。ほかに乗客はいないので開いている窓から入ってくる風がいっそう寒さを感じる。途中で一人乗車。年末の早朝で道路も空いているので途中のバス停で2分ほど時間調整で停車。定刻時間に韮尾根のバス停に到着。ここで、GPSで曲がり角とルートを再確認して、かるく準備運動をして出発。
韮尾根のバス停は読みが(にらおね)かと思ったら(にろおね)だった。これは読めない。1時間に1本なので事前調査が重要だ。
バス停から少し進んで山のある東側に集落に入っていく。曲がり角には関東ふれあいの道なので、道標が設置されて町中の道も迷わないようになっている。これなら、集落内は間違えないで登山口にいけそうだ。
農道の先にこれから登る「雨乞山」が見えてきた。畑には霜がおりていっそう寒そうに感じる。
最後の民家の右側に登山口と案内があった。ここから登山道らしくなってきた。集落内の道は平坦なので体はまだ温まっていない。
注意書きがある。モトクロスバイクで走る人がいるのだろう。
関東ふれあいの道らしい、よく整備された登山道が山頂まで続いていた。登るに従って体が温まってきた。それでも、一枚脱ぐほどではない。
ほどなく、木々に囲まれた登山道脇にある山頂に到着。三角点と鳥居のようなものがある。このコースはあまり登りがないので楽勝だ。
山頂は木々にかこまれているので、枝が邪魔にならない場所にアンテナを設置。年末の早朝なので他に登山者は登ってこないだろう。
いつものようにまずは、40mのFT8を運用して規定局数をクリアすることにした。SPOTにアップしてCQを出すとチェイサー各局とも交信ができ、9時過ぎからは2mのFT8に変更してSPOT後、CQを出して交信。まだ先は長いので、9時30分には次の移動地である城山に向けて出発できるように9時30分前に無線は終了とした。
交信実績
40m/FT8 13局
2m/FT8 5局
山頂から関東ふれあいの道を明日原方面に少し下るとベンチのある休憩所があった。
明日原への登山道はよく整備された登山道で快調に下っていく。
明日原にでて、一旦舗装道路を横断して集落内の道を進んでいく。地図ではわかりにくいようにかんじるが、要所に道標があるので迷わないようになっていた。しばらく道標に従って進むと農道にでた。
農道を進む。
農道から畑の脇を通過して再び登山道にはいる。
一旦、バス停のある道路にでてこの先の坂を上っていく。
ここも街中の曲がり角には道標が設置されている。最終的に圏央道・相模原ICに通じる道路の下を通過して街中を歩き、「津久井湖城山公園パークセンター」に到着。城山はここから遊歩道・登山道を登ることになる。山頂まではよく整備されて道標もあるので迷うことはない。大部歩いてきたので、雨乞山より登りがきつく感じた。途中から登山道は、女坂と男坂に分かれている。登りは距離の短い男坂を利用。尾根まで登るとあとは山頂は近い。尾根のコルの部分で下ってくる登山者とすれ違う。みんな軽装、私のザックは目立ちそう。すぐに山頂の城跡に到着。昼近い時間であるが山頂付近にはだれもいない。広い城跡の広場で休憩と無線運用を行うことにした。
山頂に到着
山頂付近の様子
山頂前の広場にアンテナを設置。こんな季節なので、時々人が通過していくだけ。まずは、2mのFT8から始めることにしてRH-770をポールに装着。SPOTしてからCQを出すと、チェイサー各局と順調に交信。その後、40mのFT8に変更して交信。予定では、6mも運用するためにSKYDOORアンテナももってきていたが、風がつよくなってきたので6mは運用しないことにした。ここは、山頂(広場)がひろいので無線運用にはよさそう。
交信実績
40m/FT8 6局
2m/FT8 11局
下山は女坂を利用して、津久井湖観光センターまで下山。津久井湖観光センターからは多くのバスが通過するのであまり待たずに乗れるだろう。快調に下っていき、バス停に到着して時刻表を見たら1分前に発車となっていた。次のバスまで観光センターで休憩しようかと思ったが、遅れてくることもあるのですこし待ってみることにした。1分後に遅れてバスが来たので幸運であった。よい2021年の締めのアクティベーションであった。
適当なバスがあるかわかりませんが、権現平(KN-020)を経由して歩いてくるのもよいかもしれない。そうすれば1日でKN-20,21,22と3アクティベーションできそうです。