登山日:2022年10月15日(土)
14日の夜は翌日に福島の小野岳に登る予定で、「道の駅しもべ」で車中泊。4時30分過ぎに起きて、車から降りようとしたら腰にズキンと衝撃がきた。しばらくかたまった。歩けるようにはなったがとても登山ができる状態ではない。車内でしばらく横になって様子をみたがやはりよくない。ネットで登山中止の報告をして一寝入りする。明るくなって外をみると、道の駅の高台に数人の人がいる。高台から雲海が見えているようだ。車内を整理したあとで、高台にいくと紅葉している先に雲海が見えていた。
登山は中止としたので、朝食をとってからそのまま帰ることにして白河ICから高速に乗った。那須付近で、車で近くまで登れる山である羽黒山が帰り道にあることを思い出したので、上河内SICで降りて羽黒山に向かう。駐車場からさほどの距離はないが、無線機等があるザックはパートナーにもってもらうことにした。アンテナのポール等だけもっての超軽量短時間登山?となった。
羽黒山神社の参道入口、右側にトイレがある。手前に駐車場。
ピークは神社の裏側、杉林の中あたり。しかし、境内は無線は禁止されている。
神社の西側の三角点に通じる道路はSOTA的には標高差25m範囲内になるので、三角点手前の3カ所のベンチのある場所で休憩と無線を行うこととした。
無線はまずは40mのFT8から始めることにした。いつものMicrovertアンテナを設置。モニタを見ると多数の局が見えている。ここは標高はあまりないが、関東平野に開けている。SOTAのSPOTにアップしてCQをだすと順調にチェイサー各局と交信。途切れた時点で、2mのFT8にでることにした。RH-770にアンテナを変更して、モニタを見るとあまり見えていないが、SPOTしてCQを出すと数回のCQのあとコールバックがあった。その後もコールがあり途切れた時点でFT8からSSBに変更。SSBのバンド内はあまり入感がない。それでもSPOTしてCQを出しているとMXV局からコールバックがあった。こちらの信号はかろうじて届いている程度のようだが、交信は成立することができた。その後、群馬の無名地点である点1080・GM-091に移動のPIG局からコールがあった。久しぶりにS2Sができよかった。
羽黒山は神社の境内裏が最高地点で470mとなっているが、三角点のある457.9m地点から山頂(神社境内)をみると、境内に続く道の傾斜も考量しても、とても三角点からの標高差が12mもあるとは思えない。地理院地図で確認すると、等高線は470mを示しているが、地理院地図の色別標高図(DEM5B)で確認すると山頂は461mであった。*三角点位置はDEM5Bで459.7の表示を確認
標高が変ってもポイントに影響ないが、SOTAの日本山岳名リストの変更申請を準備しよう。
■交信実績■
40m/FT8 6局
2m/FT8 5局
2m/SSB 2局