登山日:2023年3月7日(火)
バス停のある「西方寺」の大きな駐車場を利用させていただきました。道路側に面して広い駐車場があるとは思わず通り過ぎてしまった。この前の道路は採石場が近いのでダンプがひっきりなしに通過して、この時期はほこりとスギ花粉でなんだか霞んでいるようにみえる。
駐車場からの蓬莱山方面。横断歩道を渡って登山口に向かう。
登山口はこの畑に沿って山側に
民家脇の道は細く車両は入れない。
登山口の手前には秋葉神社の碑がある。この先が登山口のようだ。
登山口(尾根取りつき)に向かう作業道は入口に獣除けのフェンスがある。開けて人は通過できるようになっていた。
フェンスを空けて作業道を進む。間伐材の搬出用にブルドーザで造った新しい作業道が続いていた。事前調査のSOTA.LSでは直ぐに尾根を登るようになっていたが、まずはこの作業道を利用してみることにした。作業道は勾配がない分大回りになるが歩くのは楽だ。折り返しところが最初の尾根取りつき点。
この取りつき点も勾配が急で滑りやすい。同行のXも滑って登りにくそうだ。尾根を登っていくと、すぐに次の作業道にぶつかる。なんてことはない、急登の尾根を登らなくてもよかったようだ。ここから作業道を最後まで歩いてみることにした。しかし、これがよくなかった。作業道の最後は尾根から離れており、尾根までは急斜面を登ることになる。無理やり急斜面を登り尾根に到達。やはり、作業道を利用するにしても2点目の尾根との遭遇地点で取りつくべきであった。
尾根は最初はそうでもなかったが、徐々に急登となって滑りやすい登山道。テープも少しあったが、尾根を直登するだけだ。
山頂が近づくとさらに急勾配となり、大きな岩が点在する箇所になった。ここは右側から登った。石もあるが落ち葉が深く滑りやすい。要注意場所だ。
山頂部に到着。すこし南側が最高標高点になっているので移動。山頂付近には特に山名を示す標識類は見当たらなかった。SOTAの最高標高点は少し位置がずれているようだ。
無線は登っている途中でいつものロッドアンテナとポールを忘れたのを気がついたが、ワイヤーは持っているので木の枝を利用して展開することにした。山頂は南北に平になっているので適当な枝に細紐を投げて引き上げる。4-5mほど上げて斜めに引き下ろす。給電点は低くなったがマッチングはとれている。SPOTしてCQを出すと順調にチェイサー各局と交信することができた。同行のXは途中で下山したのであまり待たせるわけにはいない。無線は途切れた時点で終了として、急な尾根を慎重に下る。
この山は、三角点があるわけでもなく、眺望もあまりないので無線以外には登る人はあまりいないだろう。新しい作業道を利用したが、やはり尾根を利用して登った方が確実のようだ。情報のない作業道はやっかいだ。
■交信実績■
40m/FT8 13局