登山日:2023年10月18日(水)
紅葉で有名な茶臼岳方面にでかけてみることにした。茶臼岳~三本槍は数年前に東側の「峰の茶屋登山口」から登っているので、今回は西側の沼原から、まずはSOTA対象の「西ボッチ」に登り、湿原を経由して姥ケ平・ひょうたん池を往復するコースとした。自宅を早朝にでても登山口に着くのは遅くなるので、茶臼岳は登らないことにした。
平日なので沼原の駐車場は空いていると思ったが、8時30分ごろに到着するとすでに満車に近かった。丁度、下山して出て行った車がいたので入れ替わりに駐車。かるく食べてエネルギー補給して、西ボッチのある湿原側に下っていく。この時間は湿原側に下っていく人は誰もいない。
駐車場からまずは沼原湿原に
侵入禁止のフェンスの前を曲がって鬼が面山方面への木道を進む
木道の先に、これから登る西ボッチが見えてきた
湿原を離れて、鬼が面山への登山道に進む。ところどころぬかるんでいる箇所がある
鬼が面山に向かう登山道で石のモニュメントがある少し手前に、西ボッチへの登山口があるがわかりにくい。高い笹に被われている入口で、笹の5m程先の2本の木にピンクテープが巻かれているのが目印になります。
笹を分けて笹に被われた登山道を50m程進むと、また石のモニュメントがある。ここを左側から笹の中に入っていく。よく見ると向かう方向の木にピンクテープがあります。ここから先もしばらくは笹に被われていますがふみ跡はしっかりしています。この附近の笹にはマダニがいるようで、この笹を抜けた先で確認するとズボンに1匹ついていたので、要注意です。
笹の中の登山道を進む。木のピンクテープが目印
笹に被われていますが、よく見ると足元にこのような杭が続いていました。
低い笹の中を登っていくと、片側が切れ落ちた尾根にでた。この先からは笹が一部刈られていた。
少し刈られている笹。刈られた笹の根本は竹やりのように尖っているので要注意
笹は背丈よりも高い。この附近は急登です。
紅葉している木々もあるが笹の急登が続く
山頂に到着。左側の木に古い山名板が設置されていたが笹に被われて近づくことはしなかった。山頂は笹に被われて木々もあり眺望はない。この山にはあまり登山者はいないようだ。茶臼岳や姥ケ平の紅葉の季節で入山する人が多くなるので、この西ボッチへの登山道も少し笹を刈ったようだ。
他に登山者が訪れなそうな木々に囲まれた山頂付近に、いつものMicrovertアンテナを設置。近くの木は紅葉している。赤のSOTAの旗は風もないので、ポールの傾斜分だけはためいているように見える。沼原のPKではスマホは接続できなかったが、この山頂では接続できていた。まずは、SPOTしてからCQを出すとすぐにチェイサー局からコールがあり、その後もチェイサー局と交信。呼ばれなくなった時点で終了として下山。
■交信実績■
40m/FT8 9局
沼原の湿原まで下って、紅葉の名所である姥ケ平・ひょうたん池に登ってみることにした。標高差はあまりないが距離はある。11時頃に湿原を出発して、姥ケ平に12時30分弱に到着。ひょうたん池に向かう木道の手前広場で多くの人が休憩している。木道を歩いてひょうたん池までむかう。結構人が多く、木道は地上から高さが1m以上あり揺れてすれ違いは杭の上で待つ。すれ違い用の退避場所もあるが、次々と人がくる。木道の終点がひょうたん池。「木道から降りないように」と、注意書きがあるが多くの人は無視して降りてひょうたん池のほとりにいた。ブログ等にあるひょうたん池に映る紅葉と茶臼岳の写真は、木道から降りないと撮影できないと思われる。紅葉そのものはすでに最盛期を過ぎていた。先週末がみごろだったようだ。それでも、この姥ケ平・ひょうたん池からの茶臼岳は迫力がある。ロープウェイを利用すると、あまり標高差がなく登ってこれるので人気があるようだ。今日はお天気も良く、ほとんど風もなく絶好の登山日よりであった。