登山日:2023年10月27日(金)
「道の駅・たじま」でトイレ休憩、駐車場の先に見える山がこれから登る貝鳴山。紅葉しているようだが、事前情報によるとかなりの急勾配のようだ。
「道の駅・たじま」から荻野集落まで下る。集落入口が登山口になっているようだが特に駐車場はなく、集落入口にある集会場のような前の空き地は駐車禁止の立て札が立っていた。この集落内では駐車はしないほうが良さそうだ。先の林道は直ぐにゲートで通行止めになっていた。集落に曲がる国道の集落側は路肩が広く数台の駐車スペースがあるので、そこに駐車することにした。駐車して、登山口を探しに集落側に入っていくとすぐに祠が見えた民家の脇道があった。事前調査によると、この祠あたりから入っていくようだ。駐車位置にもどると、すぐ後ろに停まった車がいた。二人の女性が下りて籠を背負って山に入る準備を始めた。挨拶して聞くと、これから貝鳴山にキノコ採りに登るとのこと。登山口を尋ねると、この先を入って石のある場所から入っていくと、登山道があるとのこと。この二人が入っていった場所を確認。その後準備して出発。駐車位置から山側に入ると旧作業道があり直ぐに石のある場所があったのでそこから藪っぽいところを入っていった。20m程入っていくと、登山道らしき道に合流。合流地点が、祠からの道のようだ。下山時はふみ跡の濃いルートを辿っていったら、祠のある場所にでたので祠のある地点から入山したほうが間違いがないようだ。
なお、この山は熊が出没することが多くあるようでキノコ採りの人も山頂に近づくと熊がいるので注意するようにと助言されたので、鈴と併用して登山中は重くなるがラジオを鳴らしながら、時々笛を吹いて登っていった。藪はなく見通しがあるのでお互いに早期に気がつくだろうが用心することにこしたことはない。
こちらは、祠の脇を通過する正しい?入口です。標識類はない。
通常はこの祠の脇を通過して登山道らしきふみ跡に入ります。
登山道は直ぐに落ち積もった急勾配になり、三角点のある最初のピークまで続く。
急斜面の登り。斜面は登山道はなく、適当にジグザグに枝につかまりながら登る。落ち葉の急斜面は滑って登りにくい。最初の標高差450mはかなりきつい登りだ。
急登が終わると三角点のあるピークに到着。この先から緩やかな尾根歩きとなる
若干のアップダウンがある尾根をあるく
尾根の近くは紅葉が綺麗だ
ルート場にはこのような石の杭が適当な間隔であった
薄いふみ跡の尾根と紅葉
尾根を進んでいくと、山頂の50mほど手前に大岩がある。岩の先は切れ落ちているので手前から右に迂回する
迂回した大岩を見る。尾根を少し登ると山頂に到着
山頂は落ち葉で覆われており、周りに樹木があるので眺望はない。木々がなければ、麓の「道の駅」も見えるはずだ。
山頂からの各方向。南側に派生する尾根は急斜面だが降りた実績があるようだ。
誰も登ってこないようなので、山頂の中央付近にいつものMicrovertアンテナを設置。ここはスマホが通じるのでSPOTする。CQを出すと直ぐに各局からコールがあり、順調にチェイサー各局と交信することができた。FT8での運用は無音なので、ここでもラジオの音量を上げて鳴らして熊除けとした。
■交信実績■
40m/FT8 14局
下山は、登ってきた道をそのまま戻ることにした。尾根道は紅葉を見ながら気持ちよく歩くことができた。三角点のあるピークから先は、滑りやすい急勾配が登山口まで続く。登り以上に下りの斜面は滑りやすい。途中一カ所だけ緩やかなところがあるが、あとは同じような急斜面の登山道のない尾根を一気に下る。登山口に近づいてくると、登山道らしく濃いふみ跡を辿っていったら、祠のある登山口から民家の横にでた。
貝鳴山は藪山ではないが、登る人もすくないようで登山道と言えるような道は登り初めだけ。最初から急登が続きけっこうきつい山であった。この山は秋の紅葉シーズンが良さそうです。