登山日:2023年11月18日
今年は、「山と無線」の久しぶりのフェスティバルが沼津で開催されることになった。伊豆方面はここ数年出かけていないので、この契機に2泊で出かけることにした。当初は、金曜日から出かける予定でしたが、金曜日(11月17日)は強い雨の予報だったので、土曜日から月曜日までの期間に変更して出発。箱根を経由して途中の山に登って沼津を目指すことにした。まずは、箱根でまだ登っていない道路脇にある「大観山」に向かう。
「大観山」の山頂には電波塔があり、道路側からの車道は通行禁止でガードマンが常駐しているとの情報があったので山頂付近での無線はできない。SOTAの規定では、指定ポイントより25m以内の標高差であれば有効なので25以内のエリアを確認すると案外広範囲であることが確認できた。北東側の駐車場も範囲内ですが、この駐車場は私有で無線は禁止になっているようだ。山頂への車道の入り口付近はストリートビューで見るとアンテナは上げられそうなスペースがあるが、あまりにも目立ちすぎであるし、アンテナが道路側に倒れたら危険だ。「大観山」での無線運用は過去の情報から南側の尾根付近で実施されているので、同様に南側尾根で行なうことにした。この尾根は、東側にある送電線鉄塔の保守作業道になっているようだ。なお、尾根の最高標高点は900~902mになるのでSOTAの規定を満たしている。
天閣台駐車場に到着すると、駐車場内でテントを張っているライダーがいた。他に駐車している車は1台。今日は強風で風が冷たい。準備して出発。登山口までは車道を歩くことになるので車の走行に注意。途中までは左側に歩道がある。
駐車スペースのある場所から登山口に入る。入り口は狭いが登山道(作業道)は広くなっている
登山道(保守作業道)は笹が刈られて整備されていた。
すぐに山頂からつづく南側の尾根に到着。山頂方面は高い笹で、入っていっても笹が邪魔でアンテナは上げられそうもない。標高が900mはあるのでSOTAの規定を満たしているのでこの場所で運用することにした。
今日は強風で、笹と木々にかこまれているが風の影響で体感気温が低い。
2mのサバイバルコンテスト期間なのでまずは、2mのSSBにでてみる。RH-770をポールに付けてCQをだしてみるが、なかなか応答がない。やっと富士市からコールがあったが、後が続かない。山頂ではないのでU/Vは厳しいようだ。次に、アンテナをいつものMicrovertに変更して40m/FT8にでることにした。40m/FT8は多数の局が見えていた。SPOTしてCQを出すと、チェイサー各局と順調に交信することができた。呼ばれなくなったタイミングで次に向かう山があるので終了として下山。
■交信実績■
2m/SSB 1局
40m/FT8 11局