連休2日目は、日光市の夫婦山へ。だいぶ以前に一度登っている。そのときは途中から道がなく、笹を掻き分けてツツジの木の間を抜けて登っていった記憶があり、尾根から山頂近くからは笹の草原だったような。いずれにしてもヤブ山だった。今日は、まだ誰も登っていないようだ。
登山口の先の路肩に駐車して準備していると、先の月山に登る車が数台脇を通過。この山に登る奇特な人は少ない。登山道は以前よりヤブが少なく登りやすくなっていて、ところどころテーブもあり迷わずに中間点の夫婦岩に到着。前日の雪がうっすらと残っている。ここから笹の中を上っていくが、以前と違い斜面は木々が多くなっていて、ふみ後が不鮮明な場所があるが、ひたすら上を目指して登る。
山頂は誰もいなく、三角点はうっすらと雪に覆われた笹にかくれていた。近くで倒れていた鉄の棒を地面にさしてポールの支えとしてアンテナを設置。誰もいない山頂なので、SPから音を出しながらCQを行い2局はすぐにできたが、その後が続かない。しばし休憩モードに入ると、別の登山者が到着。CQも空振りで休憩していたので、しばしこの登山者と登山談義。いろいろと面白い話が聞けた。自分より3歳ほど年上でよく山に出かけているようで、白根山の隠れた花畑情報は有益。山頂で無線もよいが、こういう会話は楽しい。
この方が下山後、CQを出して8局交信して次の月山に移動のため下山。日がさしてきたので、朝につもっていた雪はほとんどとけて、帰りはふみ後をたどって下山。この下山中にダニにやられたようだ。頭部の帽子との境目からヤブ漕ぎの最中に取り付かれた気がする。ヤブ山は注意していたが、頭をやられるとは。