3連休はあまりお天気がよくない予報、台風の影響もありそうだ。連休前の木、金は安定していそうなので急遽長野県の御座山に登ることにして、木曜日の夕方に出発した。前日は、登山口に近そうな「南相木村の滝見の湯」で温泉を利用して、車中泊は手前にある立岩湖にある公園とした。滝見の湯は平日の夕方であるが駐車場は8割ほど埋まっていた。大部山奥であるが人気があるようだ。中も綺麗で食堂が充実している。温泉に入るまえに立岩湖の車中泊場所にいってみたが、その時は1台も駐車していなかったが、温泉の後にいってみたら3台ほど駐車していた。この場所は県道から下側に下ったところにあり静かで、トイレも夜間照明(手動)があり快適であった。
朝は5時に起きて車内整理をして登山口に移動。途中、登山口近くのバス停(栗生)によりトイレを利用して、すぐ先の「おぐら山荘」を目指して橋を渡る。おぐら山荘前を通過すると直ぐに、御座山登山口の大きな標識がある、示す方向の林道に入る。この林道は最初の600m程は舗装道路で残りの1kmが未舗装でした。未舗装ですが道路は荒れていなく走りやすい林道でした。林道の終点が駐車場とその先に登山口がありました。駐車場にはすでに1台が駐車していた。登山口には大きな登山ルートの説明図があり非常に参考になった。途中、2カ所のクサリ場がこのあたりが核心部分のようだ。
6時に登山口を出発。天気予報では9時頃には晴れてくるようだが、いまは薄いガスがかかっている。最初は沢沿いに不動の滝まで登っていく。このコースはほとんどが登りで、山頂までは樹林帯のようだ。不動の滝までおよそ40分。ここで休憩。不動の滝からも同じような勾配の九十九折りの登山道をひたすら登っていく。途中倒木があるが、順調に最初のクサリ場に到着。このクサリ場は木の根があるのでクサリに頼らずに木の根をつかんで登ったほうがよいようだ。登りきると、見晴らしがよい場所にでるがすぐにまた樹林帯になった。やせ尾根を通過して登ると、最初のピークである祠のある所に到着。ここから一旦下がることになる。この下りにに2つ目のクサリ場がある。下りきると山頂への鞍部となり、あとは山頂まで一気に登るだけ。避難小屋が見えてくると山頂はあとわずか。避難小屋は内部は綺麗に清掃されていました。避難小屋を過ぎて少しのぼると一気に視界が開けて山頂の岩場に到着。片側が絶壁となっているので注意しながら山頂まで岩の上を歩いていく。雲海の先に山々が見えて素晴らしい眺望だ。もうすこし雲が切れているともっとよいのだが。
登山日:2019年9月20日(金)
無線は、誰もいないので山頂近くの平らな場所を見つけて、近くの枯れ木にポールを止めて3m程あげていつものRH-770をセット。まずは2mのFMをワッチ。朝も早い時間なので違法局はまだすくない。空きチャネルを見つけてCQを出して順次交信することができた。いつも呼んでいただいているVVH局からもコールがあった。6局ほど交信でき、途切れたところで無線は終了とした。
山頂には1時間ほど滞在していたが、下山するころにはだいぶ雲がでてきて遠くの山々は雲に隠れてしまった。下山中に栗生コースを登ってくる人は3名でした。栗生コースは短時間で登れ、クサリ場もあり楽しいコースでした。山頂までは樹林帯なのでその点は残念ですが。