梅雨の合間で蒸し暑そうな週末の予報。同じような時期に登ってたことがある栃木と群馬の境にある温泉ケ岳に登ることにした。ここは比較的楽に登れて、標高もあるので涼しく過ごせるだろう。前回は石楠花が登山道脇に咲いていたが、今年はみれるだろうか?
金精トンネルの手前にある駐車場についたのが8時を大部過ぎているので、2カ所ある駐車場はほぼ満車であった。大きな方の駐車場の道路側がかろうじて空いていたのでなんとか駐車することができた。前回も同じような時間で最後の3台くらいだった。ここから金精峠を超えて、奥白根山に登る人が大部分のようだ。軽く腹ごしらえしてから出発。
駐車場奥の登山道から登る。このルートは金精峠までが急登で登山道も荒れている。途中、一カ所あった危険個所のガレ場はパイプと鉄板で通路が整備されていた。このガレ場を通過してもハシゴなどで補強された荒れた登山道が続く。25分ほどで金精峠に到着。休憩している人が1名。ここから戦場ヶ原の先に男体山がよく見える。これから向かう温泉ケ岳方面は新緑の木々の先だ。
金精峠から温泉ケ岳までは距離はあるが緩やかな登りやすい登山道が続く。石楠花の咲いている時期であれば石楠花の中をあるくようなところであるが、今年はすでに咲き終わったようだ。かろうじて1個だけ登山道の近くに残っていた。登山道は新緑の広葉樹の中を進み、2カ所ほど中禅寺湖方面が開けて場所にでる。景色を見ながらの休憩によい場所だ。
温泉ケ岳への分岐点までくると、先行していた5人のグループに追いついた。5人のグループは根名草山方面に向かうようで、この分岐点にザックを置いて温泉ケ岳に往復するようだ。この分岐からは、低い笹の樹林帯を登っていく。前回、登ったときは、この辺りからは登山道が雪に覆われていたので下が笹とは気が付かなく、今回は意外に勾配があるように感じた。途中、山頂近くの樹林帯の中にはまだ残雪が残っている箇所があった。分岐点からはさほど時間もかからずに山頂に到着。休憩しているひとが4名ほど。みんな、菅沼、丸沼、至仏山や燧ケ岳がよく見える開けた斜面側に集まっている。尾瀬の山々もよく見えて梅雨の時期とは思えない程だ。Tシャツ1枚で登ってきたが、山頂に到着するとすこし風もあり寒い。長袖を1枚きたがそれでも寒いくらいだ。さすがに2300mを超えているのですごしやすい。
登山日:2020年6月27日(土)
無線は、まずは2mのFT8から運用することにした。山頂から尾瀬方面がよく見える場所にいつもの2/3λのヘンテナを設置。タブレットを見ると数局、交信しているのが見える。標高があるので強力に入感している。空きを確認してCQを出すと応答がないので、リグを確認するとモードがUSBのままになっていた。DIGに変更してCQを出すとすぐに応答があり、いつものチェイサー局とも交信できた。次々と呼ばれ7局ほど交信した時点で2mから6mに変更することにした。
6mは簡単なV型DPを3mほど上げて、モニタ画面をみると多数の局が見えている。今日は海外のDXはあまり開けていないようだ。Esがでているようで、北海道の局が数局見えている。空きポイントを確認してCQを出すと北海道をはじめ数局連続して呼ばれる。呼ばれなくなった時点でモニタを見ると、台湾と韓国の局が見えている。すこしモニタしていると、台湾の局がCQを出したのでコールするとタイミングよくとってもらえた。この周波数とモードで初めて台湾と交信できた。その後、FT8からSSBに変更してCQをだすが、Esの影響かなかなか応答がない。なんとか4局交信した時点で無線は終了とした。
交信実績
2m FT8/7
6m FT8/8(BU/1)
6m SSB/4