二ツ石山 <742m> (JA/FS-232) 福島県郡山市

二ツ石山 <742m> (JA/FS-232) 福島県郡山市

 一盃山を下山後、すこし先にある二ツ石山に登ることにして駐車場から県道13号線にもどり、県道を北へ二ツ石山に通じる農道を目指して出発。二ツ石山に向かう農道の入口には大きな四角の柱のような標識があったので、すぐに分かった。農道(林道)は中央に草が生えて、轍ができていた。およそ、1.5kmほど狭い道を走っていくと右側に登山道入り口の標識があり、少し先に駐車可能なスペースがあった。ここまでの道は狭く、軽トラサイズの轍ができているがおおむね走りやすほうであった。
 登山口には案内図があり、周回できるようになっているようだ。登山口の標識には「山頂まで20分」と書かれていたが、すこし短すぎのようだ。登山口からは直ぐに階段状の坂になっているが、その先からは歩きやすい新緑が映える登山道となっていた。ハイキングコースのようによく整備されている。しばらく登っていくと、案内図に書かれていた屏風岩からのコースと合流。ここからも歩きやすい登山道で、しばらく歩くと右手に大きな石が二つ見えてきた。これが、山名の由来となった石のようだ。石の下には石板に「目に見えぬ かたい契で結ばれた 幸福よぶふたついし」(ふたついしは、女男の下に石の漢字になっているが創作?)と書かれていた。このふたついしを回り込むようにして登山道は続いており、緩やかに登っていくと山頂手前の展望広場に到着。この広場は眺望がよく、各方向に山名を示す標識が設置されている。また、移動トイレも2基あるがどちらも扉が破損して使える状態ではなかった。
 山頂広場からは少し登ると山頂に到着。山頂は登山道の通過点で、三角点と赤い縞模様のポールがないと通過してしまいそうな平坦な場所であった。周りに木々もあり山頂からは眺望はあまりない。

登山日:2021年5月4日(火)

木に立てかけた40m用MicroVert

 無線は、山頂の少し先の登山道脇に空スペースがあったのでそこで休憩と無線を行うことにした。手前の展望広場もSOTAの範囲ですが、三角点の近くで運用することにした。一盃山では、2mは1局だけしかできなかったので、さらに標高の低いこの山では2mは難しそうなので40mバンドをまず運用することにして、いつものMicroVertを近くの低木に立てかける。
 バンド内をワッチすると多数の局が見えている。SPOTにアップして、空きポイントを探してCQを出すと、数回のCQのあと呼ばれ始める。時々応答を繰り返すことが発生する。こちらの出力が弱いので、空いていると思われて同一ポイントで運用されて信号が届いていないようだ。ウォーターフォールを見ながらTXをずらしていく。相手局側の伝搬状況にもよるがそれでもシーケンスがNGの場合もあった。山岳移動ではこの操作は結構面倒ですが、40mバンドのように多数の局が運用されて、コンデションが変化する中ではしかたないでしょう。13時近くなり、同行パートナーの要望により下山することになったので20mバンドの運用は中止とした。

交信実績
 40m/FT8 10局

 下山は、分岐点から屏風岩コースを利用することにした。事前情報では、こちらのコースは荒れているということであったが、藪があるわけではなく下草が少し生えている程度の登山道であった。しかし、登りに使用したコースに比較すればあまり歩かれていないようだ。分岐点から少し下ると、屏風岩と呼ばれる岩が見えたきた。この辺りは草が多く、いまいち岩もぱっとしない感じ。こちらのコースは登りにつかったコースとは違って、登山道には階段がなかった。階段の嫌いな人はよいかもしれない。屏風岩から順調に下っていくと、すぐに林道が見えてきた。下山口には屏風岩の標識があった。登りに使った登山口と屏風岩コースの中間点辺りが駐車位置で、相互に70mほどの距離でした。

 

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