大沢山 <328m> (JA/TG-119) 栃木県鹿沼市

大沢山 <328m> (JA/TG-119) 栃木県鹿沼市

登山日:2021年12月11日(土)

 天久山から下山してまだ時間が早いので帰りに近くの新しく追加になった「大沢山」に登ることにした。ナビを(出会いの森)総合公園にセットして出発。ナビは11時頃には到着の予定を表示している。
 公園の駐車場は広く公園もよく整備されている。先のほうにオートキャンプ場のテントが多数見えている。地図を見ると、川沿いにキャンプ場の脇を通って、橋を渡った先に登山口があるようだ。

公園の駐車場から川の土手沿いに歩いて、橋を渡ると猪除けと思われるゲートがある。

 フェンスゲートを空けて先に進むと、駐車スペースがあった。ここまでは車で来れるようだが、田んぼの狭い道を走るようになるので地元の人しかこれないだろう。ここに駐車すると10分ほど短縮になるようです。この先に林道の入口があり、またフェンスゲートが設置されていた。フェンスをあけて林道を進むと左側に大沢ルートの登山口の標識があった。一旦下って、林の中の登山道を登っていく。

 いくつかのピークを越えて、最後のピークは手すりがある急登ですがハイキングコースなのでよく整備されていた。尾根に到着すると標識があるが、大沢山と書いてあるものはない。ここに立つと、左手に一旦下がって登る標高の高いピークが見える。このピークかと思って少し下ってからGPSで確認すると方向が違っていた。大沢山は反対側になるようだ。尾根の分岐点からは間違えやすい。

山頂

山頂から登ってきたルートを振り返る

 尾根沿いに登っていくと、大沢山の手前で下ってくる登山者に遭遇。この時期にこの山に登っている人は無線関係と思われるので、声をかける。Twitterで見覚えのある顔のiZY局であった。話によると、1stアクティベートを狙ってきたが先に運用している人がいたとのこと。その人はまだ山頂にいるそうだ。iZY局と別れて大沢山の山頂に向けて出発。すこしの登りで山頂付近に到着。ここは山頂に向かう道と巻き道に分かれている。すこし進んでしまったが、GPSで山頂の位置を確認すると直進した場所が山頂のようだ。すこし戻って登っていくと山頂には後片付けが終わっている人がいた。WCX局であった。同じ山で2名のSOTAアクティベータとアイボールするのは初めてです。無線用名刺を渡していろいろと話しを伺う。山頂からはU/Vはよくなかったとのこと。登ってくる途中からは麓の町並みがよく見えていたが、この山頂は木々に囲まれて眺望もなく、手前のピークが邪魔しているようだ。12時近くなっているのでチェイサー各局も昼食の時間ですが、まずは40mのFT8を運用することにして、Microvertを設置。CQを出してみるが応答がないので、CQ局に応答して送受信に問題がないことを確認。その後、SPOTにアップしてCQを出すとチェイサー局を含めて4局交信。その後は、2mのFT8に変更。SPOTにアップしてCQを出すといつものチェイサー各局と交信できたので無線は終了とした。
 交信中もWCX局と話したり、昼食をとったりして楽しくすごすことができた。FT8はこんな時は便利です。下山は、WCX局と同行していくことにして、登ってきた道とは別のルートとした。分岐点のある手前の登山道には、怪しげな獣の糞が登山道の中央にあった。猪のような気がするが何だろうか。標識のある分岐点から登ってきた「大沢ルート」とは別の登山道を下っていく。この下山ルートは登る時に確認した案内図によると最終的に林道にぶつかることになっている。登山道は緩やかな勾配で、登りに利用した「大沢ルート」とは違い歩きやすい。しばらく下っていくと、林道に合流。林道は舗装された広い道になっていた。あとは、この林道を下っていくだけ。
 WCX局と話しながら下山していったので、単調な下山も楽しく、時間が短く感じられた。SOTAの参加者と山で同行になることはあまりなかったので楽しい1日であった。

 大沢山で無線を目的に登るならば、下山に利用した林道を利用するコースで登ったほうが楽に登れるようです。

交信実績
 40m/FT8 5局
 2m/FT8 3局

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