倉掛山 <1777m> (JA/YN-033) 山梨県甲州市/山梨市

倉掛山 <1777m> (JA/YN-033) 山梨県甲州市/山梨市

藤尾山の中腹から

登山日:2022年5月18日

お天気予報では晴れのようなので、山梨の山に登ることにした。今回は、単独で長い林道歩きが苦手なXが同行しないので林道を歩くことになる倉掛山にまずは登ることにした。この山は林道笠取線が通行止めになっているので、柳沢峠からは板橋峠までの長い林道歩きがまっている。
8時過ぎに、柳沢峠の市営駐車場に到着したら8割ほどが埋まっている。平日で、人気の山が近くにあるわけでもないのに不思議な感じ。準備して、林道の入口まで道路を下っていくと、林道入り口周辺の駐車スペースも多数の車で埋まっている。何かイベントでもあるようだ。林道のゲート脇から舗装された林道をしばらく登っていくと、三脚と大きなレンズのついたカメラをもって人が数人、さらに林道を歩いていくと林道一杯に20人以上の人たちが三脚にセットしたカメラを構えていた。野鳥の撮影会のようだ。脇を通させてもらい、林道を進んでいと同じようなカメラを持ったグループの人たちを追い越していく。舗装林道は、途中でドコモの電波塔に通じる分岐点まで続いていた。登りで舗装道路の林道は結構足にこたえる。この分岐点から先は砂利の林道になるので、舗装よりは足にやさしい。すこしペースアップしておよそ50分で板橋峠に到着。
板橋峠は噂とおりに、山肌をソーラーパネルが覆いつくしている。すこし異常な風景。雪が積もっている季節はほとんど役にたたないだろう。伐採地のソーラーパネルの隣は登山道(作業道?)を挟んで東京都の水源になっているようだ。ところどころに、私有地と水源の標識が登山道脇に設置されていいた。
板橋峠からは登山道になり、防火帯に沿ってアップダウンを繰り返す歩きがいのある登山道であった。登山道は明るく歩きやすかった。
倉掛山は登山ルートから少し外れた場所にあった。三角点のある山頂は木々があるのであまり眺望は望めない。縦走路となるピーク付近は眺めがよく、丁度休憩に利用できる倒木があったのでこの場所で無線運用と休憩とした。

柳沢峠の市営駐車場から林道笠取線の入口へ。立派なゲートがある。

ドコモの無線中継所のある分岐点までは舗装道路、そこから板橋峠までは砂利道の林道。舗装道路は疲れる。

あの有名なソーラーパネルのある板橋峠に到着。右側の柵の間(結構狭い)から登山道(作業道)に入っていく。ここまで、柳沢峠の駐車場からおよそ50分、予定より早く到着。すこし休憩してから出発。

伐採地の横を通過。この先、小さな電波塔側に曲がる。

歩きやすく明るい防火帯の登山道がはじまる。

途中で地デジの中継設備の脇を通過。アップダウンがでてくる。

噂のアップダウンが続く。

絵図小屋山の脇を通過、まだアップダウンがまっている。

縦走路から少し離れたところにある、山頂に到着。山頂は木々に囲まれているのであまり眺望はない。

40m用 Microvert
2m用 RH-770

山頂から縦走路に戻ったところは眺望がよいので、アンテナを設置して無線を行う。まずは、40m/FT8から、SPOTしてCQを出すとチェイサー各局と交信することができた。交信中に1名登山者が到着。この登山者とは30分ほどFT8を運用しながら話をした。途中でアンテナを2m用のRH-770に変更して2m/FT8を運用してみるが、1局だけ。登山者の人が休憩が終わり下山していったので、SSBにでることにした。SSBもSPOTしてからCQを出すとMXV局をはじめチェイサー各局と交信することができた。昼近くなって、呼ばれなくなった契機で無線は終了とした。

下山後、時間があれば藤尾山に登ることができないかと考えて、藤尾山の登山口に移動してみた。登山口には東京都水道局の車が停車しており、水源の調査をしているようだ。時間も15時に近くなっていたので駐車場と登山口の確認だけして、「道の駅 たばやま」で温泉に浸かって本日の登山は終了とした。

■運用実績■
 40m/FT8 8局
 2m/FT8 1局
 2m/SSB 7局

 

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