上野(三角点) <313m> (JA/CB-007) 千葉県君津市

上野(三角点) <313m> (JA/CB-007) 千葉県君津市

登山日:2022年10月30日(日)

 10月中旬の福島遠征で腰を痛めた影響がまだ残っているので、長時間の山登りはやめて安全第一で県内の低山で歩く時間が少ない山に出かけることにした。当初は一番歩行時間が少ない鹿野山が候補だったが、日曜日は登ってくる人もいるかもしれないので、人がいなさそうな上野(三角点)とした。ここは、SOTAでもアクティベーションがすくないサミット。登山道がなく、見晴らしもない千葉の低山は見向きもされないだろう。リハビリであるくには丁度よい。せっかくなので、最近作製して公園等で調整をしているHFのアンテナであるLNR(EFHW)を実践でテストすることにした。このアンテナは40/20/10用のEFHWで40は短縮型となっている。全長が12mなので木々に囲まれた上野(三角点)でも、木々の間に展開できそうだ。

作業道の終点から左側の山に入る。手前はゴミが捨てられている。入り口の少し先の木にピンクテープがある。

山はこのような状況で藪ではないが、ところどころに笹がある。登山道はないが、途中の木にピンクテープがある。山頂(三角点)まではあまり標高差がなく、平坦なので三角点の位置がわかりにくい。三角点をすぎると下りになり30mほど進むと隣のゴルフ場にでるが、手前は藪に近い。

山頂の三角点付近は樹木に囲まれて眺望はないが、陽が差さないので下草も生えていない。天気はよいが、陽がはいらないので千葉の低山ではあるが案外寒い。

 無線は、周りの高い樹木を利用してLNR(EFHW)のアンテナを展開して、実践で運用してみることにした。幸い樹木は高く枝が邪魔にならないので全長12mのアンテナを展開することができた。まずは、40mを運用することにしてSWRを測定すると同調点が少し高めになっている。コイル部分の容量が不足しているようだ。コイルは2個もってきているので、交換すればよいのだがSWRは1.5以下なのでそのまま運用。SOTAにSPOTしてFT8でCQを出すと順調に呼ばれる。多くの局からリポートは送受信の差が減少しているが、そうでない局もあるので水平系とバーチカルの差や相手のアンテナの形態等にも左右されるのでなんとも言えないが、使えそうな感触を得た。その後、20mに変更。しかし、SWRはよいがFT8で送信すると回り込みが発生。10mも同様であった。LNRとは違うが途中で分離して17mにも出れるようにしていたので、17mも試験してみるが、やはり回り込みが発生。Microvertの斜めワイヤーでもいままで発生していないので、何が影響しているか検討しないといけない。WiFi接続すればよいだけなのだが。
 

 HFからアンテナを久しぶりに2/3λのヘンテナを3m程あげてFT8から運用開始。FT8でも多数の局と交信できたので、バッテリィを交換してSSBに変更。SPOTししてからCQを出すとIZY局からコールがあり、ギリギリであったが交信成立。その後もCQを出すと横浜市内と複数交信できた。前回も横浜とは交信できていたので、この場所は西側の横浜とは相性がよいようだ。

■交信実績■
 40m/FT8 13局
 2m/FT8 11局
 2m/SSB 5局

短時間で標高差がないサミットなのでザックを背負っての歩行は、痛めた腰には影響はなかったが、帰りの運転が一部高速が渋滞したこともあり長時間の同じ姿勢での車の運転はまだ腰によくなかった。

 

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