一夜山 <1562m> (JA/NN-222) 長野県長野市

一夜山 <1562m> (JA/NN-222) 長野県長野市

登山日:2023年6月18日(日)

 6月の長野遠征2日目は、鬼無里から一夜山に登ることにした。車中泊した飯縄山登山口(一の鳥居)駐車場を早朝に出発、ここは土曜日の夜は6台ほど前泊の車がいた。早い人は4時過ぎに出発していった。登山口の駐車場なのでみんな朝早いので静かに寝ることができた。なお、駐車場のトイレは24時間照明つきで利用できました。標高があるので結構涼しかった。一の鳥居から鬼無里に向けて車を移動。早朝ですれ違う車もなく、戸隠バードラインから大望峠を通過、結構狭い道がつづく。鬼無里に入って注意深く進むと、一夜山登山口の看板があり冷沢沿いの道に曲がっていく。
途中に工事中の看板あったが直近の登山記録からすでに工事は終わっていると判断してそのまま進む。途中で工事が終わっている工事個所を通過。舗装されているが荒れている箇所もある。車道はダートではないので走りやすいほうだ。
道路の左右に廃屋が見えてくると終点は近い。このあたりが地図では西越開拓地となっているところのようだ。すこし登ると、林道の交差点に到着。交差点には、一夜山の標識がある。標識に示す方向のすぐ左が駐車スペースのようだ。東側の品沢高原に向かう林道は通行止めの標識が設置されていた。

林道分岐点手前の駐車スペースは林道工事車両が停まっていたので反対側のスペースに駐車。日曜日なので工事は行われていなかった。工事がある平日は駐車位置が問題。

登山口に続く林道は最初はダートでも走れそうな感じでしたが、後半はかなり荒れて、途中に駐車スペースはなかった。4駆で車高が高ければ林道の終点までいけるかもしれない。

この程度の林道ならばいいのだが。。。

林道脇の花

林道の終点。この先も林道のような広い登山道が続いていたが、泥濘と夏草がかなり生えている。

林道の終点付近から山頂方面

林道の終点あたりから夏草が一面にはえている登山道を進む。ここにゲートの名残りがあった。

相変わらずに夏草に被われた登山道。

中間付近から徐々に夏草の登山道から石のある歩きにくい道に変わってきたが、相変わらず樹林帯で眺望はない。

歩きやすい登山道もすこし

石のりっぱな工程を示す案内板(500mもあった)。

勾配が緩くなり、登山道脇には花がさいていた。山頂まであとすこし

あと100mか

樹林帯を抜けてやっと山頂が見えてきた。(アンテナに利用できそうな木があるぞ)

三角点の近くに鳥居、奥に祠見える。

夏草にかなり被われているが山頂からはすばらしい眺望だ。残雪の後立山連峰がすばらし。昨日登った飯縄山もよく見えている。

 誰もいない広い山頂。中央付近にいつものMicrovertを設置。山頂の祠奥に枯れた木が1本あるので、これを利用するとEFHWも楽に展開できそうです。無線機は今回もFT8専用機のQDXで4W運用とした。ここはスマホが接続できたので、SOTAにSPOTしてCQを出す。日曜日の早朝ですがチェイサー各局から順調に呼び出しがあり直ぐに規定局数を達成。FT8を終了後、2mのFMを運用。VX-3にRH-770をつけてCQを出すと直ぐにQJX局から応答があった。QJX局がここに登る予定で来た時は、林道が工事中で通過できなかったそうだ。今回は、工事が終わって通行できたのでなんとか登ることができたのでよかった。

■交信実績■
 40m/FT8 15局
 2m/FM  1局
 70cm/FM 1局

下山は、登ってきた道をそのまま戻る。さほどの勾配もないので順調に下る。夏草が生えているところは伸びていないのでクッションがきいて歩きやすい。林道終点の手前が登山道は沼になっているところがあるがあとは林道のような登山道であった。一夜山は山頂までは樹林帯で林道が半分残りも林道のような広い登山道で登りやすかった。樹林帯の登山道を抜けると山頂で、抜群の眺望。この季節は夏草が一面に生い茂っているが背丈がないので問題はない。虫もさほど多くはなかったが、夏に近づくにつれて虫が多くなりそう。
 鬼無里集落の財又から冷沢に沿って西越開拓地に向けて伸びる林道は、開拓地の先の東側から伸びる林道との交差地点まで舗装された道です。途中工事個所があり舗装が荒れているも箇所がありましたが整備されている道路でした。
駐車ポイントの林道との交差位置から一夜山登山口に向けて直ぐに左側にスペースがありましたが、先の林道の工事のため、砂利が積んであるのと、工事用のトラックおよび重機が止めてあり日曜日で工事がなさそうでしたが、この場所は駐車せずに反対側のスペースに駐車した。一夜山の向かう林道はゲートはなく、最初はよく整備された林道ですが、後半は荒れている箇所があるので車高の高い4駆でないと終点まではいけないと思われる。タイヤの跡はあった。また、林道の途中には適当な駐車スペースはないようでした。林道終点は低い夏草に被われていますが広い回転場所になっていた。
 一夜山は広い登山で登りやすく眺望もよい山で、草が枯れている秋以降が良さそうです。駐車場が整備されると登る人が増えると思われる。今回は、誰にもあわずに静かな山行でした。

 

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