登山日：2025年5月21日
聖山から林道を下りR19号まで狭い道を西に向けて走る。いくつかの山間部の集落をぬけてR19号との交差点に到着。信号は赤でこれから向かう信州新町左右をナビの画面で観ると、R19号を越えて橋木橋を渡っていくようだ。ここまで山間部を抜けてきたがすれ違った車は1台だけ
大姥山は登山としては、南側から周回で登るのが一般的であり北側の林道から行くのは登山とはいえないだろう。林道は地図上では山頂まで通じていることになっているが実際はどうだろうか。さすがに林道を利用して登っている登山記録はあまりなく、林道の状況がどうなっているのか不明であった。山頂での無線を主体に考えたので今回は短時間で楽に到達できる林道利用でいくことにした。林道が利用できない場合は途中から歩くことも想定して信州新町左右集落に向かう。
信州新町左右集落側にある林道入り口 この林道を利用して短時間で登れるようにした 林道は最初は舗装されているがあとはダートでまさに林道 地理院地図で表示されているようにかなり奥にも建物があったようでよく整備されている林道であった。帰りによる「不動温泉・さぎり荘」（長野市運営）の前を通過して次の分岐を登山口に通じる林道入り口のある新町左右集落側に曲がる。しばらく山道を走っていくと集落が見えてきたが人の気配はない。ナビの示す林道入り口に到着。入り口は消防施設と集会所になっているようだ。林道入り口の向かい側にはバス停（左右）があった。
林道入り口の向かい側にあるバス停 「左右」と書いて「そう」とはよめない。林道は最初は舗装されていたがすぐにダートになった。林道はよく整備されていた。しばらく林道を走ると分岐点が現れた。
林道をつめていったがこの先から荒れているような気がしたことと、この分岐点には駐車スペースがあったのでこの場所に駐車してあとは歩くことにした
この林道の分岐点には地理院地図で表示されている民家／別荘？（廃屋）があった 数年前までは住んでいたような感じであったが、民家に通じる道は草の覆われていた
駐車位置から山頂に続く林道はまだ十分に走れる状況であった
再び山頂に向かう林道との分岐点に到着。三角点のあるSOTAの指定するピークに向かう道は登山道らしくなってきた この分岐手前までは車でもこれるが駐車スペースがないので、この分岐点までくるまでの途中に駐車したほうがよいだろう
林道との分岐点を詰めていくと登山道らしくなった
三角点に通じる尾根に到着 真っすぐ下りると布川峠に下りれるようだ。ここは尾根を南側に登るようにひと登りする
すぐに三角点のある山頂に到着 周囲が木々にかこまれているので眺望はない
周囲の木に大姥山の山名プレートがある
三角点の近くに「大姥山」と書かれたLアングルの標識が設置されていた 同様の標識が他の山頂でもあったので地元の人が設置したようだ
大姥山と標識にはかかれているが、通常の大姥山は東側の1003ｍの地点になる。三角点のあるこの位置は1006mで標高はあるが眺望はない。山名的には「大姥山（三角点峰）」だろうか
山頂は狭く木々に囲まれてEFHW等は展開が困難なので、ワイヤータイプのMicrovertを設置。スマホが通じるのでSPOTしてCQをだしなんとか規定局数を達成した時点で無線は終了とした。一般的な山頂である大姥山（1003ｍ）にもいってみたい思いはあったが、すでに16時を過ぎているので下山することにした
■交信実績■
40m／FT8 6局
下山はそのまま戻る往復とした。林道を下り、信州新町左右を抜けて国道19号にむけて山道をおりていくと登るときに通過した不動温泉・さぎり荘が見えてきた。この「さぎり荘」で温泉に入ることにした。受付にいくと今日は割引の日で400円とのこと、同時にレストランのドリンクバー無料券をいただいた。温泉は内湯だけであったが、さすがに平日なので他に1名だけですぐに貸し切り状態。入浴後に併設しているレストランで食事。さぎり荘は宿泊できレストランも遅くまで営業されていた。メインはジンギスカン料理であったがひとりジンギスカンはやめて通常料理を注文。しかし、ひろい店内で若干1名はさびしいかぎり。
大姥山（三角点峰）は無線運用（SOTA）だけを考えた場合は、北側の林道を利用して登るのが最短である。林道は大姥山（三角点）に分岐する地点までは通常の車で走行可能な状況であった。ただ、最後の分岐点付近は駐車スペースがないので手前に停めたほうが無難であろう。地図では最後の分岐点から大姥山へ向かう林道の状況は（駐車スペース含む）は走行していないので不明です。
