神楽山 <808m> (JA/FS-131) 福島県いわき市

神楽山 <808m> (JA/FS-131) 福島県いわき市

吃兎屋山を下山して、次の神楽山に向かう。一旦、夏井川渓谷沿いの道に戻って渓谷沿いの道を川前町から県道287号線を経由していくことにしていたが、287号線(上川内川前線)は入口で通行止めとなっていた。昨年の台風の影響でまだ復旧の見込みはなさそうな状況であった。夏井川渓谷沿いの道路も道路脇が崩れて狭くなっている箇所が多数あり、大型車は通行禁止となっていた。先にある県道359(神俣川前線)から途中で287号線に接続する山道を走ることにした。この山道は狭く、幸いにすれ違った車はなかった。287号線にでると、川前方面はやはり通行止めとなっており、走ってきた山道が迂回路との標識が設置されていた。287号線を少し走り、すぐに外門地域に向かう山道に再度進んでいく。しばらく走ると外門の交差点に到着、交差点を北に向かうと直ぐに登山口の手前に駐車スペースが見えてきた。登山道は管理道路となっており、入口で一般車通行止めとなってチェーンゲートが設置されていた。
 神楽山はこの管理道路を登りきったところになる。管理道路は終始舗装道路でなだらかな道が続いており、落ち葉がだいぶ積もっている場所もあり淡々と登っていくことになる。およそ1.7kmの車道歩き。登山とは言えないだろう。まあ、この山に登山として登る人はいないかもしれない。
 しばらく車道を歩くと、山頂広場に到着。某社の風況を調査するためのタワーと支線が複数張られている。変わった設備だ。広場の正面の上が山頂のようだ。右側の斜面から登っていったが、途中から竹藪が深くなり三角点のある場所は特定できなかった。一旦、山頂広場まで戻り休憩と無線運用を行うことにした。

登山日:2020年10月18日(日)

 

2mのヘンテナ
6mの短縮V型ダイポール

 無線は2mFT8から始めることにして、APRSを発信。SOTAのアラートに上げていなかったのでメンバー局との交信は難しかもしれない。ふもとの駐車場に着いた時にアップしようとしたが、圏外で接続ができなかった。APRSも戻りが確認できなかったのでロケーションはよいとは言えないようだ。2mFT8でしばらくCQを出してみたが応答もないので、6mFT8に変更。6mではいつものチェイサー局とも交信することができ、その後40mFT8に変更、合計6局交信して終了とした。やはり、早めにSOTAのアラートにアップしておくべきであった。
 下山は舗装された管理道路を走るよう速足で下る。この山はロケもいまいちであった。山名からすると、信仰対象の山であったと思われるが、今はその面影が感じられなかった。
 駐車場に戻って後処理をしていると、あの狭い山道を外門方面から大型のトレーラが道路一杯に走ってきた。この先も狭い道でカーブもあるので大丈夫か不安、そもそもあれだけの車長があるのによくこの狭い山道に曲がれてのか不思議、交通量がほとんどないとはいえすれ違いは困難。出会わなくてよかった。

 

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