棚倉町の七曲(三角点)から矢祭町を経由して帰る途中に檜山に向かう。矢祭町から矢祭山駅に向かう途中で、新山下橋を渡り檜山に向かう林道に入る。この林道は2つに分かれていて、最初は「林道 下河原線」、途中から分岐して「林道 檜山線」となっていた。下河原線はよく整備されている全面舗装の林道で、しばらく走ると右に分岐する「檜山線」が見えてきた。檜山線も特にゲートも閉じられていなかったので、そのまま進んでいく。檜山線も全面舗装の林道でよく整備されていた。勾配がきつくないので落ち葉で多少滑るところがあるが特に問題はなかった。しばらく走ると右に「檜山」への登山口と標識が見えた。この付近は空きスペースがあるので駐車。
林道で中腹まで登ってこれたので、この登山口から山頂まで登ることにした。登る前に遅くはなったが、SOTAのアラートにアップして、少し腹ごしらえしてから出発。登山口からは桧山と番号の書かれた標識が設置されて、登山道もよく整備されていた。標識の番号は、山頂は桧山6となっていたので登山のよい目安になるようだ。さほどの急登ではないので順調に山頂に到着。山頂は木々が一部伐採され、新しいベンチも設置されて眺望もよくなっていた。ベンチの傍らには「登山者ノート」が保管されていた箱も設置されていた。中のノートには本日も2グループの人達が記念に記入されている。すでに時間は1時近いので山頂には誰もいない。あまり風もなく、おだやかな山頂で無線を楽しむことにした。午前中に登った七曲(三角点)に比べて明るく眺望のある山頂は最高だ。
登山日:2021年3月16日(火)
無線は6mのFT8を運用することにして、山頂のベンチ近くにいつもの短縮V型ダイポールを設置。平日ではあるが、ロケがよいのでモニタには1局見えている。空ポイントを探して、CQを出すと7エリアから応答があり、その後も順調に交信できた。4局交信後は途切れることが多くなったので、AutoCQモードにして写真を撮っていると山頂に70代中ごろの単独の男性が登ってきた。「ずいぶんと遠くから来たのですね」と話しかけられる。いろいろと話しを聞いていると、午前中に棚倉町の山に登ってきたので今日は2山目とのこと。山の名前は「小富士」と話されていたので、帰宅後に地図を確認すると午前中に登った七曲(三角点)の北に4.7km程しか離れていなかった。三角点のこともいろいろと話されていましたが、七曲(三角点)のある山についてはご存じないようでした。そんな話をしながらFT8を運用して、1時30分に下山とした。